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ゲーム向け?いやいや、あらゆる人にオススメできますよ

イス上で暮らしたい心地よさ……最強チェア『AKRacing PRO-X』のすごいワケ

文● ジサトラショータ

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快適ポイントその3:付属品や各種調節により理想の座り心地を追求できる!

ヘッドレスト、ランバーサポートは自由に取り外し可能。さらにアームレストは高さやスライド調整できるぞ!

 AKRacing PRO-Xのさらなる利点は、なんと言っても個人の身長や姿勢に合わせて座り心地を調整可能なこと。ガスシリンダーによる高さ調節はもちろん、アームレストの調節、付属品のヘッドレスト、ランバーサポートによるカスタマイズにも対応するなど、多様な体格にあわせた調整が可能だ。

アームレストは高さや前後スライド、左右回転が可能

 特にアームレストの調節は段階が豊富。高さ調節のほか、前後へのスライドや左右回転にも対応する『4Dアジャスタブルアームレスト』をうたっている。筆者も実際に利用してみたが、浅く腰掛けて長時間PCを操作する場合、レストの高さを上げて前にスライドさせれば、レストに肘を乗せたままマウスを操作できるのは非常に快適だった。キーボード・マウスでゲームをする際にも、肘をアームレストに置いたままプレイできるので、腕の疲労は最低限に抑えられるはずだ。

ヘッドレスト・ランバーサポートは簡単に取り外しできるので、好みや姿勢にあわせて着脱するといい

 ヘッドレストやランバーサポートは簡単に着脱できるため、柔軟にカスタマイズできるのも○。筆者の場合、ランバーサポートを装着すると腰がぐっと楽になったので、常時取り付けた状態で利用していた。取り外せばより深く座れるため、背もたれへのフィット感を重視する人は外した状態で座るのもいいかもしれない。

快適ポイントその4:本格的な質感で堅牢性も担保!

ポリウレタン製レザーの本革のような高級感に、思わず二人で頬ずり

 椅子は長期間、毎日のように使用するものなので、質感や耐久性も重要な評価ポイントだ。AKRacing PRO-Xはシート部分にポリウレタン製のレザーを採用し、高級感を演出。腰掛けた瞬間の適度な反発感もあいまって、まるで本革の高級チェアに座っているような満足感がある。肌触りも良く、物欲を満たしてくれるような製品と言えるだろう。ハッチ先輩も思わず頬ずりしてしまうほどの質感だ。

触り心地も高級感が感じられる。なお、座面は専用の形状記憶ポリウレタンとなる

 また、背もたれと座面の内部には堅牢性を担保するためのメタルフレームを内蔵するなど、堅牢性もしっかりと担保。座面の高さを調整するガスシリンダーは、国際的第三者認証機関であるLGAからDIN 4550の承認を受けており、最大150kgの荷重に耐える。自称体重90kg(本当はもっとあるかもしれない)のハッチ先輩が毎日座っても安心だ。

快適ポイントその5:姿勢を正しく保てて座り心地がイイ!!

AKRacing PRO-Xは、座ったときに背筋がピンと伸びるのが魅力。ハッチ先輩はもともと姿勢が悪く、仕事中はいつもこんな感じである。ただやる気がないだけとか言ってはいけない

 ここまで様々なオススメポイントを書いてきたが、やっぱり一番重要なのは常日頃の座り心地である。AKRacing PRO-Xの素晴らしいところは、座りながら長時間、姿勢を正しく保てるところだ。レーシングシートのような外見からは一見してフィット感が強そうな印象を受けるが、意外と座面が広くゆったりと座れる上、腰部のランバーサポートにより腰の収まりがよく、背筋がきちんと伸びる感じがある。普段から姿勢の悪さを指摘される筆者としては、リラックスしたまま良い姿勢を維持できるため、非常にありがたい。

 また、人間工学(エルゴノミクス)にもとづいた体への負担軽減も大きな魅力だ。座面に若干の傾斜を設け、シート部分・バックレスト部分の内部には専用設計のウレタンフォームをふんだんに使用するなど、体圧分散構造を採用。ゲーマーはもちろん、長時間のデスク作業に集中したいあらゆる人にオススメできるだろう。

AKRacing PRO-Xはあらゆるデスクワーカーにオススメできるデスクチェアだ!

 ここまでAKRacing PRO-Xの機能を見てきたが、『ゲーミングチェア』という名前とは裏腹に、筆者のような長時間椅子に座っているデスクワーカーなど、あらゆる人にオススメできる製品であることが分かっていただけたかと思う。自宅はもちろん、会社のオフィスなどでも問題なく利用できるはずだ(デザイン的にちょっと存在感はあるが)。

 価格は5万2800円前後と、一般的な高級デスクチェアに10万円台の製品が多いことを考えれば割安と言える。高級チェアを使ってみたいという人はもちろん、他の高級チェアからの乗り換えを考えている、という人にもぜひオススメしたい製品だ。

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