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迫力ある2.1ch YAMAHAサウンドシステムで豊かな映像体験を

4Kディスプレー搭載で映像も音も高品質!15.6型 「LAVIE Note Standard NS850/CAB」

山口 優、編集●ASCII.jp

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贅沢な映像・サウンド体験ができる高機能ノート

 LAVIE Note Standard NS850/CABは、CPUにCore i7-6500U(2.5GHz/最大3.1GHz)を採用している。グラフィックスはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 520で、メモリーは標準で8GB、ストレージは1TB SSHDだ。SSHDとはキャッシュ用にフラッシュメモリを内蔵したハードディスクのことで、HDDの大容量とSSDのアプリ起動速度の速さの両方を兼ね備えているのが特徴。

 モバイル向けのUシリーズプロセッサーに低電圧PC3L-12800対応メモリー、SSHDという組み合わせだが、いったいどのくらいのパフォーマンスなのだろうか。そこでいくつかベンチマークを実行してみることにした。まず、Windowsのシステム評価ツールであるWinSAT.exeを実行してみたところ、次のようになった。

WinSAT.exeの結果
プロセッサー 7.5
メモリー 7.8
グラフィックス 5.8
ゲーム用グラフィックス 不明
プライマリハードディスク 5.9

 結果を見ると、1世代前のCore i7-5500Uプロセッサを搭載した機種よりプロセッサーとメモリーのスコアが若干伸びているようだ。まずは順当な進化だと言えるだろう。

 PCMARK 8 HOME ACCELERATEDでは、下表のようにスコアが2754となった。

PCMARK 8 HOMEのベンチマーク結果

PCMARK 8 HOME ACCELERATED 3.0スコア
HOME Score 2754
Test duration 39min 41s
Web Browsing - JunglePin 0.40289s
Web Browsing - Amazonia 0.17499s
Writing 7.55263s
Casual Gaming 30.26fps
Video Chat v2 / Video Chat playback 1 v2 30.01fps
Video Chat v2 / Video Chat encoding v2 64.00000ms
Advanced Photo Editing part 1 0.26616s

 SSDを搭載した機種などに比べるとWritingが若干遅めだが、それ以外はなかなかのスコア。ビデオ通話や写真編集などの作業はもちろんだが、ちょっとしたゲームなども十分快適に楽しめるだけのパフォーマンスはあるようだ。

 続いて3DMarkを実行したところ、高性能PC向けの「FIRE STRIKE」が842、ミドルレンジPC向けの「SKY DIVER」が3609、普及帯PC向けの「CLOUD GATE」が5805、モバイルデバイス向けの「ICE STORM」が53686となった。従来モデルのCore i7-5500U/インテル HD グラフィックス 5500に比べて、着実にスコアは伸びている。

3DMARKのベンチマーク結果

3DMARKスコア
FIRE STRIKE 842
SKY DIVER 3609
CLOUD GATE 5805
ICE STORM 53686

 次に、ストレージの性能を測るため「CrystalDiskMark」でベンチマークをとってみたところ、下図の結果になった。

CrystalDiskMarkのベンチマーク結果

 ベンチマーク結果を見ると、シーケンシャルリードとライトが120MB/s前後で、2.5インチHDDとしてはなかなか高速。ランダムアクセス速度も一般的なHDDに比較すれば優秀だ。ちなみに本機はフラッシュメモリーを内蔵するHDD(SSHD)を採用しており、OSやアプリの起動が2回目以降速くなるという。実際にいくつかアプリで試してみたが、2回目以降は平均1.5倍程度速く起動した。ちょっとした違いだが、ブラウザーやメーラーのように頻繁に使用するアプリだとその差が体感に大きく影響してくる。いずれにしろ、速いに越したことはない。

 このほか、ゲーム系のベンチマークも試してみた。「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」では、次のようにフルHDでも低品質ならば「快適」に楽しめる結果になった。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」のベンチマーク結果。1920×1080ドットの低品質で評価が「快適」となった

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」スコア
※いずれもフルスクリーンモードで実行
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1280×720 8573 とても快適
標準品質 1280×720 7361 とても快適
最高品質 1280×720 6447 快適
低品質 1920×1080 5533 快適
標準品質 1920×1080 4663 普通
最高品質 1920×1080 3577 普通

 「FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」では、次のように標準品質(ノートPC)ならばフルHD解像度で快適に楽しめる結果となった。

「FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」は、1920×1080ドットでも標準品質(ノートPC)ならばある程度快適に楽しめる結果になった

FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編ベンチマーク結果
解像度 品質 スコア 評価
1280×720ドット 標準品質(ノートPC) 5521 とても快適
1280×720ドット 高品質(ノートPC) 3369 やや快適
1280×720ドット 最高品質 2317 普通
1920×1080ドット 標準品質(ノートPC) 2976 やや快適
1920×1080ドット 高品質(ノートPC) 1804 設定変更を推奨
1920×1080ドット 最高品質 1219 設定変更が必要
3840×2160ドット 標準品質(ノートPC) 877 動作困難

 さすがに4Kだと動作が難しいが、フルHD程度なら品質を多少落とせば、グラフィックスに負荷のかかるゲームでもそこそこ楽しめるだけのパフォーマンスはあると言えそうだ。

贅沢な映像・サウンド体験ができる高機能ノート

 NECパーソナルコンピュータのラインナップのなかでも、パフォーマンスやスタイルを重視したプレミアムノートPCであるLAVIE Note Standard NS850/CAB。高精細な4Kと迫力ある2.1ch YAMAHAサウンドシステムは、ノートPCとは思えないくらい豊かで贅沢な映像・サウンド体験をもたらしてくれる。

 もちろん、最新の第6世代Core i7を搭載するなどPCとしての基本性能も高いので、ビジネスからプライベートまで幅広く使用できる。仕事から動画・音楽鑑賞まで1台でカバーできる高性能ノートが欲しいという人、写真や映像の編集もやってみたいという人には、ぜひ注目して欲しい製品だ。

LAVIE Note Standard NS850/CABなら、4Kディスプレーと2.1ch YAMAHAサウンドシステムで豊かな映像・サウンド体験ができる

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