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コンビニで手軽に買える食材をスモークして10倍おいしく楽しむ 第2回

100円ショップの土鍋&さまざまな燻製材を使ってキッチンで燻製する技

2015年12月22日 11時00分更新

文● 柳谷智宣、編集●オオタ/ASCII.jp

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燻製用のスモークチップを使ってみる

 今更ながら、燻製用のスモークチップも試してみた。「スモークチップ」でAmazonで検索したところ、たくさん見つかった。購入したのは、「スモークチップス 熱燻の素『老舗さくら』」と「スモークチップス 熱燻の素『熟成りんご』」で、どちらも366円だった。意外と安い。

 まずは、りんごチップを試してみる。「若鶏のからあげ」(225円)とネタアイテムの「ビッグアメリカンドッグ」(108円)を投入。ウッドなので火がつきにくいと思い、30分燻した。いい感じに仕上がっていたので終了したが、まだウッドチップが燃えずに残っている。

専門のスモークチップを使ってみる。今回はりんごとさくらの燻製材を購入した

りんごチップと砂糖を投入

アメリカンドッグとからあげを燻してみる

30分も燻したのに、まだ残っている

 次はさくらチップで、おにぎりにチャレンジ。悩んだが、のりは外して中身だけ燻製することにした。30分の予定だったが、15分の段階で様子を見たらいい感じだったので終了した。

 次は鬼門のおでんにチャレンジ。今回は、「ちくわぶ」(95円)、「こだわりたまご」(90円)、「牛すじ串」(125円)」、「こんにゃく」(80円)を投入した。ちょっと手を抜いて、そのまま載せた。まぁ、問題ないだろう。

おにぎりにチャレンジ。のりは外しておく

ご飯だけをセット

10分ほどでほんのり色づいた

前回はまずかったおでんにもチャレンジ

 購入したスモークチップと同じメーカーが「いぶし処 ピートスモークパウダー ST-160」(692円)を出していたので買ってみた。ピートとは泥炭のことで、堆積した植物が長い年月をかけて炭化したもの。これが燃やすと、いい香りがするのだ。このピートパウダーをさくらチップに混ぜて燻製してみる。

 試すのは「やわらかビーフジャーキー」(354円)と「ちくわ」(100円)、「プレミアムゆでたまご」(2個で146円)、そして缶詰の「にしんの昆布巻き」(157円)。こちらは30分、きっちり燻した。

缶詰はどうだろう。にしんの昆布巻きを試す

さくらのチップにピートパウダーを混ぜてみる

にしんの昆布巻きと半熟たまご、ちくわ、ビーフジャーキーも一緒に試してみる

20分ほどで完成

次ページでは、「いざ実食! 専用スモークチップは伊達じゃない

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