恒例の「長~く使える極上のPCケース」特集の時期がやってきましたよ! 今年も数多く行なったアキバ取材で見つけたイケてるPCケースを編集部内で吟味し「これは良いケースだよね」とオススメできる製品を改めて紹介しようという特集だ。
2015年は“Skylake”こと第6世代インテルCoreプロセッサーが登場したこともあり、新CPUに合わせてマザーボードなどのPCパーツを刷新しようというユーザーも多いのではないかと思う。
他にも大きいビデオカードや水冷クーラーなど、新しいパーツを購入したときこそPCケースを変える絶好の機会だ。もし、これから新しいPCパーツを購入しようと計画してるなら、パーツに合うケースも一緒に考えいくと、より楽しいPCライフが過ごせるはずだ。
今年登場するのは8製品。今回はCoolerMasterとCORSAIRのケースを紹介しよう。
CoolerMaster
「MasterCase Pro 5」
●URL:http://apac.coolermaster.com/jp/case/mid-tower/mastercase5-series/
●実売価格 2万1000円前後
必要なパーツだけを選んでケースを作り上げる
CoolerMaster「MasterCase 5」シリーズ
自作PCに限った話ではないが、どんな製品にも「この機能をもっと強化したい」や「この機能は不要」と感じる部分はあるもの。そうした機能の過不足をユーザー自身で選択でき、できるだけ理想の構成にカスタマイズできるケースが「MasterCase 5」シリーズだ。
「MasterCase 5」シリーズは、メーカーが用意した「モジュール」と呼ばれるオプションパーツを駆使して外装・内装を自由に変更できる製品だ。カスタマイズできる箇所はフロントパネル、トップカバー、サイドパネル、シャドウベイで、必要に応じてモジュールを追加・交換して理想のケース仕様に近づけられる。
製品ラインアップは基本となるベース製品となる「MasterCase 5」、別売モジュールを搭載済みの上位モデル「MasterCase Pro 5」があり、今回の記事では上位モデルのほうを取り扱う。
なお、上位モデルの「Pro 5」はトップカバーが装備されているが、標準ベースモデルではトップカバーがないかわりに2つの手持ちグリップが出現する。トップカバーを取り付けてあっても手をいれて持ち運べるので問題はない。
→次のページヘ続く (「MasterCase Pro 5」の内部)

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