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肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第21回

MIYABIの生地を使った菓子パンも先行販売

宮家献上のデニッシュパンを焼き立てで買える「MIYABI CAFE」新店オープン

2015年11月06日 13時45分更新

文● ナベコ

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 高級デニッシュ食パン『MIYABI(ミヤビ)』が買えるベーカリーカフェ『MIYABI CAFE』の新店が、神保町に本日11月6日オープンしました。

フワフワでおいしい焼き立てのMIYABIが買える

 MIYABIってご存知でしょうか? パン好きには有名な上質な食パンで、“デニッシュ食パン”と言われています。

 MIYABIは、約30年前に京都・祇園のパン職人がクロワッサンをイメージして試行錯誤の上つくった、バターの芳醇な香りが特徴のパン。つくりあげには10~11時間程度を要するというほど、ひとつひとつに手間がかかっています。

MIYABI レギュラー1.5斤(799円)

 毎月、宮家に献上されているほどの逸品なんですよ。ほかにはない、外はサクサク、中はしっとりふわっふわっの食感、芳醇なバターの香りと、上品な甘さが人気です。

 MIYABI CAFE 4店舗目となる今回の『MIYABI CAFE  神保町店』では、専用の大型オーブンの導入し、MIYABIを1日72本程度店舗で焼き上げ、焼き立ての状態のものを販売します。

焼き上がったばかりの絶品MIYABIを食べてみた

 記者ナベコは特別にオーブンからMIYABIが焼き上がる瞬間を見せてもらいましたよ! 大きなオーブンを開けると、バターたっぷりの生地がこんがりと焼き上がる香り。

 クッキーにしろ、パウンドケーキにしろ、焼き上げの香りは素晴らしいですが、MIYABIはバターの香りの立ち込め具合がヤバイです。

 焼き型をトントンと叩くと、ストンと姿を現すMIYABI。大きいぞ、おいしそうだぞ。

 焼き立てのMIYABIと2ショット。くんくん。ああ、なんて良い香りなんでしょう。

 ではでは、食べていきますよ。

 贅沢に、まるまる一欣を大胆にちぎってみると。

 ふわ~っと、中からほくほくのバターの香りいっぱいの湯気が出てきました。

 柔らか~い!!

 パンがあまりにも柔らかくてふかふかで感激しました。しかも、ふわふわなのに水分量が多くてしっとり。パンだけどパン以上の何かであるような、幸福感がたっぷりです。

 ちぎって食べてみると、甘~い!!

 焼き立てでバターの甘みが引き立っているので、ほかの味付けは一切必要ありません。焼き立てということ以上の贅沢さはありませんね。

MIYABI CAFE名物、ハニートースト

 1.5欣まるごとのMIYABIももちろんステキですが、MIYABI CAFEというと看板スイーツは『MIYABIハニートースト』。

 MIYABIを贅沢に1/2斤も使用し、カリカリに焼き上げ、ホイップとバニラアイスクリームをトッピングし、ハチミツをたっぷりとかけています。

『MIYABIハニートースト』(700円)

 熱熱のMIYABIトーストの上に乗ったバニラアイスが、トロリととけていきます。

 ハニートースト多くあれど、上質なMIYABIでつくったハニートーストはこの上なくおいしそうです!

 ハニートースト、ひと言でいうと、と~ってもおいしい。

 こんがりと焼けたMIYABIに溶け込んだハチミツの香りが豊潤で、口に入れるとふしゅっと溶けていくようです。

 濃厚なバニラアイスがバターたっぷりのパンの生地にあわさりあって、夢のようです。

 外はサクサク、中はフワッ。MIYABIのよさがしっかり出ています。

 1/2欣って大きくて持て余してしまうかもと思ってたのですが、食べてみるととにかくおいしくて、スプーンが止まらなくなりました。MIYABI CAFEに行ったら必ず食べてほしい逸品です。

MIYABIの生地を使った新商品が16種も登場!

 神保町店では、うれしいことに、ほかのMIYABI CAFEに先行して、MIYABIの生地を使用した菓子パンや総菜パンが店頭に並びます。

「MIYABIの生地をつかった菓子パンが食べたい」、「総菜パンが食べたい」という要望は以前から多かったらしく、期待に応えるべく商品開発したそう。

『MIYAB ショコラキューブ』(250円)。人気のMIYABIキューブに、カカオマス50%の高級ドロップショコラを使用。

中はふんわり!

 いずれも、小さくて手に取りやすいサイズで、価格は180円~250円程度。食べてみるとバターの芳醇なMIYABIの特徴が生きていて、ひと味上質なものでした。

『MIYABI アップルデニッシュwithカスタード』(200円)。

 アップルデニッシュは、見た目パイですが、デニッシュ生地をパイ風に仕上げています。サックリなのにどこかしっとり。開発担当者も絶賛するほどの味に仕上がったそうです。

『MIYABI アンコデニッシュ』(250円)

中には北海道十勝産小豆使用の粒あんが。

 アンコデニッシュには、北海道十勝産小豆使用の粒あんが入っています。甘さが抑えられていて、とても上質。餡子の味が好きな私はこれにはまりそうです。

『MIYABI 杏デニッシュ』(250円)、『MIYABI ブルーベリーデニッシュ』(200円)

『MIYABI ジャーマンポテトデニッシュ』(200円)

『ベーコンチーズ』(200円)

 パンは、デニッシュのもとの生地をデニッシュの層状にせず、柔らかく焼き上げたものもあります。『ベーコンチーズ』、『こしあんぱん』などのタイプがそうです。

『こしあんぱん』(180円)

 デニッシュとは違ったふわふわさ。指で触ってみても、こんなにこんなに吸い込まれそうですよ! 

ランチにはパスタメニューも

 お昼の時間帯には、スパゲッティ―のランチセットやクラブハウスサンドなどしっかりメニューも提供されるので、お茶だけではなく食事によってもお腹を満たせます。見てみるとわかるようにボリュームがけっこうたっぷりなのですよ。

『スパゲッティ― カルボナーラ』(単品750円)

『ビーフパストラミサンド』(750円)

 MIYABIのデニッシュ食パンをテイクアウトできつつ、店内で軽食やお茶、しっかりランチもできるMIYABI CAFE。とにかく、焼き立てのMIYABIやこんがり焼いたハニートーストは、日々のストレスが吹き飛ぶほどおいしいです。都内では2店舗目という、まだまだ希少なお店なので、近くの人はチェックしておきましょう。

カフェスペースは和のオブジェや写真アートが飾られ、和洋折衷の「雅」なインテリア。

『MIYABI CAFE(ミヤビカフェ)神保町店』
・グランドオープン:11月6日
・住所:東京都千代田区西神田2-1-13
・営業時間:8時~20時

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