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盛田 諒の「アスキー家電部」 第3回

ルンバ恐怖体験 全裸で大パニック

2015年10月13日 12時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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床にものを置いてはいかんのである

 説明書に「床にものを置かないでください」とあったのだ。極力荷物はどけたつもりだったけど、ケーブルは見逃していた……ごめんルンバくん。

 幸いケーブルもルンバも無事だったから笑い話ですんだけど、怖かった。コードや糸のからまりを検知して逆回転させるモードが効いたらしい。賢いけど、そもそもケーブルを踏むのが心臓に悪いので、踏まないようにしてほしい。

 本当はケーブルを片づけるのが面倒くさければルンバを入らせないようにする「バーチャルウォール」という見えない壁みたいなやつを使えばいいんだろう。今度のやつは小さくなって使いやすくなったという話も聞いていた。

ルンバの動きを制御するバーチャルウォール

底部のセンサーでカーペットなどを認識している

 でも、ルンバは手前の小さなラグ(カーペット)をぜんぜん余裕で認識して掃除していた。床がどうなっているのかわかるセンサーがついているなら、ケーブルくらいわかってくれてもいいんじゃないかなあ、とも思った。

 その後、ふたたびルンバに掃除をまかせて三度目の風呂に。「ドン……ドン」「ゴッ……ゴッ」とうっすら聞こえる。わが家が謎の生物に襲われている気分でエキサイティングだ。そのうちペットのように感じるようになるんだろうか。

 けれども、そのあと完全にルンバの掃除が終わったあと、家全体がピカピカになっていたことには感動した。とくに和室の畳も傷つけず、ふだん面倒くさくて掃除機の「死角」になりやすいベッドの下まできれいになっているのはうれしい。

 まあルンバが入りきらない狭いスペースとか、段差がある洗面所が掃除できてなかったので自分で掃除することになったけど。パナソニックのおにぎりみたいな掃除機だったらどうなんだろうか。今度試してみたい。

ぎりぎりの隙間。あきらめたルンバくん

ベッドの下を掃除してくれるのは便利

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