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プロジェクションと印刷を組み合わせた広告表現の新たなカタチ

世界初! 静止画の印刷物なのに“動くポスター”、池袋に出現

2015年10月09日 17時01分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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池袋駅構内の展示(左)およびドラマ主演の香里奈さんの表情が変わる(右) 

 日本電信電話(NTT)は10月8日、同社が開発した印刷された静止画が動いてみえる「変幻灯」技術を用いたポスターの商用サービスを開始したと発表した。第一弾となるポスターは、10月8日より10月11日までの期間、池袋にて掲示される。

 変幻灯は、印刷された人物や静物の写真や絵画に、陰影を付けるような照明を当てることで、静止画にもかかわらず動いているように見える錯視を利用した光投影技術。東京駅プロジェクションマッピングや新江ノ島水族館ナイトアクアリウムなどの実績を持つネイキッドが、NTTよりライセンス提供を受けて「動くポスター」の掲示を行なう。

「変幻灯」紹介ページ

 第一弾は、TBSテレビでスタートする火曜ドラマのプロモーションの一環として、池袋駅構内に掲示される。場所は東武鉄道ラウンドワイドボード(池袋駅南口地下1階)。ポスターに描かれた出演者の表情が笑顔になったり、タイトルロゴやウェディングドレスのベールなど、本来なら動くはずのないさまざまな箇所が変化する。

変幻灯の仕組み

 今後、ネイキッドでは印刷物や写真、絵画などの伝統的な画像に表現を付ける技術として活用するとしている。

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