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アップル スペシャルイベントを有識者はこう見る ― 第2回

新型iPhone、iPad Pro、iPad mini 4について知る

「フィードバックと最新技術の融合で、最強のiPhoneを目指す」――前田知洋氏

2015年09月10日 18時30分更新

文● 前田知洋 編集●ASCII.jp

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 日本時間9月10日にアップルのスペシャルイベントが開催された。今回の発表に関して、至近距離でマジックを演じる“クロースアップ・マジシャン”の第一人者であり、ITにも詳しい前田知洋氏にコメントをいただいたのでご紹介する。

目立たないアップデートにも注目

前田知洋氏

 アップルの強みは、ユーザーからのクレームやフィードバックを反映させるシステムを持っていること。たとえば、OSXでも、アプリケーションが異常終了したときに、エラーをアップルに送信を選択するウィンドウが自動的に開く。

 今回、目白押しだった新機能、新製品の発表でも、意外に目立たないアップデートが確実になされている。

 超硬質アルミニウム7000で新設計されたiPhone 6s/iPhone 6s Plusの新ボディ、筆圧と傾きを検知するApple Pencil、2倍の高速化で精度を高めたTouch IDなど。「ジーンズのポケットで曲がった」、「PDFに手書きで注釈を入れたい」などのスタイラス選びの悩み、Android携帯のアドバンテージとなるセキュリティ機能「指紋承認の精度が悪い」など。

 どれも、アイスキャンディにも見える新機能やカラーバリエーションだけでなく、ユーザーからのクレームやフィードバックに確実に答えていることが印象に残った。

 フィードバックと最新技術のバランスある融合。それこそが、アップルの最大の強みであるといえる。


前田知洋(まえだ ともひろ)

 東京電機大学卒。卒業論文は人工知能(エキスパートシステム)。少人数の観客に対して至近距離で演じる“クロースアップ・マジシャン”の一人者。プライムタイムの特別番組をはじめ、100以上のテレビ番組やTVCMに出演。LVMH(モエ ヘネシー・ルイヴィトン)グループ企業から、ブランド・アンバサダーに任命されたほか、歴代の総理大臣をはじめ、各国大使、財界人にマジックを披露。海外での出演も多く、英国チャールズ皇太子もメンバーである The Magic Circle Londonのゴールドスターメンバー。

 著書に『知的な距離感』(かんき出版)、『人を動かす秘密のことば』(日本実業出版社)、『芸術を創る脳』(共著、東京大学出版会)、『新入社員に贈る一冊』(共著、日本経団連出版)ほかがある。現在、ビジスパからメルマガ「なかマジ - Nakamagi 2.0 -」、「Magical Marketing - ソシアルスキル養成講座 -」を配信中。


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