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IFA 2015レポート 第6回

ソニーが新ウォークマンA、高音質モデルZX100、デスクトップオーディオのCAS-1を展示

2015年09月04日 19時00分更新

文● 折原一也、編集● ASCII.jp

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デスクトップに置けるPC直結対応コンパクトオーディオ「CAS-1」

 ハイレゾ対応のデスクトップオーディオ「CAS-1」も展示されている。USB DACを一体化したコンパクトなセンターユニットと、デスクトップ上の設置を想定した小型のステレオスピーカーをセットにした、デスクトップのリスニングを想定した小型コンポとも呼ぶべきモデル。

PCデスクを模した環境でデモ。カラーはブラックとホワイトがある

 CAS-1の最大の特徴は再生する音源入力にある。PC直結のUSB DAC、スマホとBluetoothで接続できる「LDAC」対応、そしてUSBメモリー再生(最大192kHz/24bitのハイレゾとDSD対応)という仕様で、音楽CDや外部入力には対応しない設計。

 内蔵アンプはデジタルアンプ「S-Master」を採用し、小音量でも高音質に再生する「Low Volume Mode(LVM)」にも対応。設計はソニーの高級オーディオ「ESシリーズ」のエンジニアが設計を手がけている。スピーカー駆動部には同社の「PHA-2」と同じ主要部品を使用したヘッドフォンアンプ回路を搭載するなど、実に贅沢な作りを盛り込んだ設計だ。セットとなるスピーカーも小型サイズながら、50kHzまでハイレゾ帯域を対応する。

縦置き対応の本体にデジタルアンプ、ヘッドフォンアンプを内蔵

専用設計されたセットのスピーカーは、50kHzまでのハイレゾ対応だ

 ブースではデスクのような環境が再現され、サウンドを体験できるようになっていた。その広大なスケール感は、目の前の小型スピーカーで再生しているとは思えないほど抜群だった。

 欧州での価格は900ユーロ(約12万円)を予定。PCと共にデスクトップに置く本格的なオーディオとして、ほかにないモデルの登場となる。

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