軽さとカバンの隙間に滑り込める薄さ

俺のカバンはカメラでパンパン、だからLAVIE Hybrid ZEROにした

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 池の中から女神が現れて男に尋ねます。

 「あなたが落としたのは通話ができてアプリもサクサク動いちゃう最新式のスマホですか? それともこんなに薄いのにパソコンなみにいろいろできちゃうタブレット?」

 「いえいえ、わしが落としたのは、もっと無骨で4~5年使い込んだノートずら」

 「素晴らしい‼ 正直なあなたにはこのスマホと、タブレット、それから落としたノートの3つ全部あげちゃいましょう」

 そうして男はすでにパンパンだったカバンに、さらに便利なデジタルグッズを詰め込んで肩に荷物をくいこませながら、トボトボと片道1時間の家路につくのでした……。

 筆者は最近、普段持ち歩いているカバンの中身をはたと見直そうと考えた。何を持ち、何を省くこうか。しかし結局カバンには電話・タブレット・そしてノートパソコンが常に入っていることになりました……。そして、IT業界の神が与えた恩恵の重みを感じながら必要な機材はすべて受け入れることを決意したのだった。

NEC Direct(NECダイレクト)

全部持ち運べばいいのですよと、女神がほほ笑む

 仕事柄どうしてもパソコンが必要なシチュエーションというのはある。どんなにデジタル機器が小型化して、便利になってもやっぱりノートじゃないとできないことがある。でも文明の利器は増え続けるので、結局、電話とタブレットとノートの3台を持ち歩いている……。まったく思い切りが悪い話だ。

 「使うのだけ持ち運べばいいだろう」と吐き捨てるような読者の声が聞こえてきそうだが、仕事柄、取材して打ち合わせして、また取材してみたいなハシゴ状態になることが多い。次の打ち合わせはスマホだけで済みそうだけど、その次はパソコン必須だしなというケースが頻繁に生じるわけだ。都度都度会社や自宅に戻れればいいのだが、そう都合よくいくことは少ない。

 外出のたびに荷物を入れ替えると、必要な小物を忘れることも多いので、重たいし、つらいけれど、全部持ち運ぶしかないとあきらめることにした。荷物がまとまっていれば、寝坊して遅刻スレスレでも、カバンだけ抱えて走ればいい。

 まあ、パソコンとタブレットは用途がかなり被るが、徒歩での移動途中や電車の待ち時間などで地図、PDF(校正)の確認をしようと思うと、スマホでは小さく、ノートでは不可という状況もある。逆にパソコンの利用には机が必要だが、机さえあれば必要なことは全部できる。さらに原稿を書いたり、写真の加工、資料を作る、込み入ったメール(たいていうんざりする)のやり取りまでこなすとなると、パソコンではないと無理だ。

 結局今のスタイルは、電話を音声契約のみのガラケーに戻し、格安SIMを差した「iPad mini 3」と、ノートを持つ3in1スタイル。まあ肩にずっしりきるけど、何でもできるし、そこそこ安上がりに済むと思おう。

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なので、せめてパソコンぐらいは軽量にしましょう

 話がだいぶ脇道にそれた気がするが、LAVIE Hybrid ZEROに食指が動いたのは、こんな筆者特有の事情からだったりする。ウェブの記者は撮影から原稿執筆からレイアウトまで結局ひとりでやらないといけないので、荷物は増えすぎる傾向にある。カバンには重たいデジタル一眼と交換レンズ、それとストロボ。モバイルバッテリーや交換電池、ボイスレコーダーにACアダプター、重いけど足りなくて困るよりはいい。

 ……と、選んで足りないぐらいなら全部持ち運ぶ合理性に日和ってしまった筆者としては、せめてノートは軽量としたいと考えたわけだ。

細かい違いだが、筆者のところに届いたLAVIE Hybrid ZERO。新ロゴです。

 ご存じLAVIE Hybrid ZEROは、とにかく軽量さでは数あるモバイルノートでもオンリーワン的な存在(関連記事)。2015年1月にモデルチェンジして、2in1タイプを追加。軽量さに加え、パソコンの快適な操作に必要な画面サイズ、ほぼフルサイズのキーボードといった要素を両立。ノートパソコンとして本気で使い倒せる製品という印象を持っている。短期のレビューだけでなく、いずれじっくり使い込んでみたいと思っていたが、ついにその夢がかなったわけである。

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スペックはやはりハイエンド構成、ダイレクトモデルのSSDを!

 さてLAVIE Hybrid ZEROを買うなら、どこで買うか? 筆者なら断然直販モデルにする。というのも、店頭モデルにはない「SSD512GB」のオプションが選べるためだ。数年前、Ultrabookに飛びついたのはいいが、標準搭載のSSDは128GBしかなく、常に残容量と闘ってきた筆者としては、非常にうれしい。しかもLAVIE Hybrid ZEROは、この512GB SSDに限り、一般的なSATA接続のタイプよりも格段に高速なPCI Express 2.0(x4)接続が選べるのだ。

 というわけで、実機が届いて起動して最初にCrystal Disk Markを走らせて見たが、結果はシーケンシャルのリード/ライトで実に毎秒1600MBに迫る高速性を発揮した。毎秒600MB程度で頭打ちになってしまうSATA 3.0に対して圧倒的な優位性である。パソコンを使っている際、データコピーに時間がかかって、作業が進まないときほど不毛な気分になることはない。

 取材に出れば1回あたり数百枚の単位で、RAWの写真を撮り、オーディオのレビューをするためにDVDに入りきらないサイズのハイレゾ音源のアルバムを買う。SDカードはいまやコンビニでも8GBや16GBの容量で1000円とか2000円のバーゲンプライスで売られているが、ちょっとした撮影でもカードはすぐいっぱいになってしまう。わかっていたけど、こんな時代が来るとは想像したくなかった。しかし、LAVIE Hybrid ZEROであれば、UHS-II対応のSDXCカードにも対応。デジタル一眼でRAW撮影したファイルを高速でコピーできるわけだ。

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コンバーチブルで撮影スタイルにこだわりたい

 LAVIE Hybrid ZEROにはタッチ非対応のモデルもある。軽量性を重視するのであれば、これだが、筆者はタッチ+WQHD解像度のモデルにした。これはSSDほど重要ではないが、ちょっとやってみたかったことがあったため。要はデジタル一眼のコントロールソフトをパソコン側に入れて、タッチでこねくりまわしたいと考えたのだ。

 実はカメラマンと撮影などに立ち会っていて、リモートコントロールソフトでプレビュー出しながら撮影できるのかなりいいなと思ってたのだが、これがタッチ操作と結構相性がいい。特にシャッターボタンや、拡大してピント位置までぐりぐりと探す場合など、マウス操作を使うより圧倒的に便利なのである。スーパーコンパネと言われる機能もワンタッチで選択可能。

 そして180度回るヒンジを備えたLAVIE Hybrid ZEROであれば、キーボードを下向きにして、画面だけを出すことも可能。これはかっこいいし、実用的である。すげぇということで、めったに使う機会がないのに、まずこの機能を使って悦に入ってしまった。

 実際はスタジオ撮影なんか一切しないのだけど。

 ということで、LAVIE Hybrid ZEROの長期レビュー第1回の結論はこちら。

  1. LAVIE Hybrid ZEROの軽量性は孤高の存在! デジタル機器にまみれた人生、ノートぐらいは軽量にしたい。
  2. これからノートを買う条件として、爆速SSDモデルをはずすなんてありえない
  3. スタンドモードでデジタル一眼をリモート操作したら格好いいよね!?

 そして黒くて薄型で軽量なLAVIE Hybrid ZEROは、こういう時代だから敢えてパソコンにこだわりたいという人にもきわめて有益な性能とデザインを体現してくれたのであった。使いこなすのが楽しみな1台である。

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