関係者コメント
安藝貴範 代表
今回こそは勝てると思ったんですが……。なんだかうまくいきませんね。やっとクルマもタイヤも全部見えて、戦えるというのも実感できたので満足はしています。GT3マシン同士のバトルも負けていなかったですし。
次はもう絶対にてっぺんに立ちますよ!
片山右京 監督
本当にもったいなくて残念な結果です。僕の立場からちょっとだけ厳しいことをいえば、今回の機械系トラブルを事前に防ぐためのチェック機能みたいなものをチームの中に作って、同じことが起きないようにしないと。とくにこの時期は、暑い中で作業して集中力散漫になることもあるだろうし、今までやってこなかったぶん、改善していかないとね。
ファンやスポンサーさんが今回こそはと期待していたことを考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後に向けて、少しでもネジを締め直していきます。
大橋逸夫 コミュニケーションディレクター
フリー走行や予選が良かったので、結果としては残念です。今回のようなミスを出さないためにも、チームの雰囲気を引き締める必要があるかとは思います。別に緩んでいるというわけではないんですけど、そういうことをちゃんとしていかないと、同じミスが出てきてしまう可能性があります。
チーム一丸となって取り組まないといけない問題ですね。
谷口信輝 選手
今シーズンは流れが悪いままここまで来てしまいましたが、今回の富士は手応えがあって、いけるんじゃないかという雰囲気でした。結果を見ると55号車(ARTA CR-Z)が速かったけど、2位なら可能性は十分あった。しかし、ピット作業時にトラブルがあって、もう1回ピットインせざるを得なくなって勝負権がなくなってしまいました。今年は本当に流れが悪いですね。
次戦鈴鹿は、僕がGSRに来てからおそらく一番軽いウェイトで挑む鈴鹿だと思うので、上を狙っていきたいです。
片岡龍也 選手
5番手スタートでオープニングラップで3番まで上がったんですけど、その前を走っていたマシンを抜きあぐねてしまって、また5番手に戻ってしまいました。しかし、ついて行けないわけではないし、スキがあれば抜き返せる位置にはいたので、チャンスを伺っていたのですが、僕のスティントはある程度我慢しなければいけなかったので、無理はしませんでした。
ピットでは残念なことになってしまいましたが、走っていれば十二分に表彰台はありえましたね。応援していただいた方々には良い結果を見せられずすいません。ポジティブに捉えれば、次の鈴鹿はウェイトを増やさずに挑めるので、大暴れできるかと思いますね。
(次ページでは、「笑顔が眩しいレースクイーン特集!」)

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