A3対応で2万円以下！レーザーに負けない複合機「HP Officejet 7510」

2015年09月14日 11時00分更新

山口優、編集●金子／ASCII.jp

ビジネスに使える便利な機能が

　HP Officejet 7510」には、このほかにもさまざまな便利機能が搭載されている。たとえば、「クイックフォーム」というアプリがある。メモ帳やチェックリスト等、ビジネスにおいて必要とされる書き物のテンプレートをカバーしている。

「クイックフォーム」でチェックリストを作成できる

チェックリストに加え、カレンダーやグラフ用紙、FAX送付状も用意する

　製品にバンドルされている写真加工ソフト「HP Photo Creations」もぜひ使ってみたい。これは、WindowsとMac OS Xに対応するアプリケーションで、写真を加工してフォトブックやカレンダー、グリーティングカードなどを簡単に作成できる。実は家庭向けテンプレートだけでなく、招待状やチラシ、ニュースレターなどのビジネス向けテンプレートも用意されている。もちろん、写真をストレートにプリントする機能もある。基本的なレタッチ機能も備えているため、写真の色合いを補正したり、トリミングしたりしてプリントすることも可能だ。

「HP Photo Creations」の画面。フォトブックやカレンダーなどのテンプレートが数多く用意されている

「HP Photo Creations」には簡易的なレタッチ機能も搭載されている

プリンタやスキャナの使用頻度が高い人におすすめ

　ADFやファクス機能までついて2万円を切る手頃な価格を実現したA3対応のインクジェット複合機HP Officejet 7510」。プリント品質の高さや搭載されている機能の充実ぶりを考えると、本機のコストパフォーマンスはかなり高い。

リーズナブルで高機能なA3対応のインクジェット複合機「HP Officejet 7510」。ガッツリ使いたい人にはぴったりの製品だ

　とくに全色顔料インクを採用し、普通紙でもにじみの少ないシャープな印刷ができるのは大きなポイント。インクジェットプリンタとしては印刷のランニングコストも低く、大容量の給紙トレイを装備しているため、文書を大量に印刷する必要があるユーザーにはぴったりの製品だ。A4を超える用紙サイズにプリントする機会がある人や、ビジネスやプライベートでプリントする機会が多い人には、ぜひおすすめしたい高機能なモデルだ。

評価製品の主なスペック
製品名	HP Officejet 7510
インクシステム	4色独立インクシステム（顔料：シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック）
プリント解像度	最高4800×1200dpi
最大用紙サイズ	A3＋
自動両面印刷	非対応
イメージセンサー	CIS（光学解像度1,200x1,200dpi）
最大読取原稿サイズ	リーガル（ガラス面）、A4（ADF）
FAX	対応（CCITT/ITU Group3ファクシミリ）
インターフェース	USB2.0×1、有線LAN（10/100BASE-TX）、無線LAN（IEEE802.11b/g/n）
液晶モニタ	タッチ対応2.65型カラー液晶
本体サイズ/重量	幅613×奥行き483×高さ287mm
実勢価格	1万9800円前後