何が何だかよくわからないだろうが、あのカリーさんが本格キーマカレーを作ったのだ
これがアスキーの本気だ! 自作カレー+isaiで全力飯テロ!
2015年08月21日 15時55分更新
カメラの知識がほぼゼロの人が
飯テロ写真をうまく撮るための超基本テクを紹介
ここで本記事および、アスキースマホ総研でもたびたび写真を撮っていただいているカメラマンに「カメラの知識が0の初心者でも可能な飯テロ撮影のコツ」を聞いた。
まず、1番目は「最初に何の写真なのか決めよう」ということだった。それを聞いた調理中のカリーさんは「えっ、カレーを撮るんじゃないんですか?」と言っていたが、もちろんそういうことではない。
たとえば「●●日に△△で食べたカレーという記録を残す」のか、「カレーの美味しさをみんなに伝えるため」なのか、目的をハッキリさせるということだ。
前者であれば料理の全景が必要だが、その場合はカタログ写真的になり、美味しさは伝わりにくくなる。後者であれば全景は必要ない。また基本的にフレーム内には写真の目的外の余計なものは必要ない。思い切ってアップで撮ってみよう。もし記録としての写真も欲しいのであれば、飯テロ写真とは別に撮影すればいいだけなのだ。
2つ目は「フレームの斜め45度から光が入ることを意識しよう」というもの。これで料理に光が入り込み、”美味しそう”な感じがグッとアップする。また、真上や真正面から光が来ているときは、カメラの方を45度傾ければいい。
3つ目は「グリッド線(補助線)を表示する」だ。グリッド線はカメラを水平に保つのにも便利だが、線の交点に写真の中心になるものを置くだけで、なんとなく“上手っぽい”写真になるのだ。これは飯テロ写真においても同じだ。
【ニシマキの野菜ゴロゴロカレーの作り方】
ドロイドさんの出身地を確認の上で具材決定(4人前)
カレールウ:半分(普通の市販品)
牛肉:350g(カレー用のブロック肉)
タマネギ:大1個
ニンジン:大1本
ジャガイモ:小2個
ウインナー:数本
ニシマキはごくごく一般的な家庭カレーで勝負をかけた。いわゆる野菜ゴロゴロ系である。調理手順も基本的にはマニュアルどおりで、ここでは割愛。独自の要素としては、タマネギをみじん切りと厚めに切る、2種類を用意。味わいと食感の二重で楽しめるようにした。
家庭カレーは具材、調理方法も自由で、家ごとに異なるスタイルがあると思われるが、ニシマキは審査員であるドロイドさんのプロファイルを調査。関西出身なので「家庭カレーは牛肉派」と推測。さらにマニュアルの分量(250g)より多めにするという工夫も加えた。
【スピーディー末岡のレトルトカレーの作り方!?】
500円の高級品! スピーディーにレンジでチン
料理はできないし、したこともないというスピーディー末岡は、料理対決だというのに、悠然とレトルトカレーを持参。ただし、手にしているのは、定価540円(1人前)というプレミアムな「The ボンカレー」だ(関連記事)。もっとも通常の製品より高価なだけに、その味は非常に気になるところ。
ちなみにボンカレーシリーズの多くはアルミ包装ではなく、電子レンジでの直接の加熱に対応する(一般的なレトルトカレーは食器に出してからレンジに入れる)。湯煎も可能なのだが、速度にこだわる男、スピーディー末岡としては、もちろん電子レンジで2分でチンで決まりである。
(次ページでは、「完成したカレーで飯テロしまくりデス!」)