マイクロソフト革新の象徴、Windows 10を知る 第6回
ペンタブレットの対応状況も要確認
Windows 10でCLIP STUDIOやSAIは動く?お絵かきソフト6本を試した
2015年08月07日 10時00分更新
開発終了した「AzPainter2」は動く?
「AzPainter2」は無料お絵かきソフトの定番として人気が高いソフト。2011年11月に開発・サポートが終了したが、Windows 10でも動作した。レイヤーを使って彩色するなど、基本的なイラスト制作には使えるようだ。
Macユーザーに人気の「Fire Alpaca」も動いた
Mac/Windows対応の無料お絵かきソフト「Fire Alpaca」は、カスタムブラシやパース定規機能を搭載し、シンプルながら高機能。Windows 10対応についてのアナウンスはないが、Windows 10のPCにインストールしてもお絵かきができた。筆圧感知も問題ない。
モノクロ原稿対応のフリーソフト「メディバンペイント」
無料お絵かきソフト「クラウドアルパカ」からブランド変更した経緯を持つソフト。モノクロ二値の原稿制作にも対応している。公式サイトにWindows 10への対応は記載されていないがインストールでき、筆圧感知も正常に動作した。
17年の歴史を持つ無料お絵かきソフト「Pixia」
1998年にVer.0がリリースされ、現在もこまめにアップデートされている無料お絵かきソフト。今回検証に使ったのはVer.6。公式サイトには「Windows 10動作確認済み」とあり、筆者のPCでも問題なく動作した。
ペンタブレットのWindows 10対応状況も要確認
ソフトだけでなく、デジタルお絵かきに欠かせないペンタブレットがWindows 10に対応しているかどうかも確認しておこう。ワコム製品のWindows 10対応状況は公式サイトにて発表されており、Bambooシリーズの一部の機種や、FAVOシリーズ、Intuos 3、Cintiq 21UXは非対応となっている。
筆者の使っているペンタブ「Bamboo CTE-650」もWindows 10非対応ということだが、ドライバーを入れてみたところ筆圧感知は動作し、いつも通りお絵かきする分には問題なかった。
今回試した6本のソフトはWindows 10でも動作することがわかった。Windows 10導入を迷っている人は、PCやペンタブが対応しているかどうかを調べた上で、検討してみてはいかがだろうか。
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