7月29日にリリースされた、マイクロソフトの最新OS「Windows 10」特集。第3回は、ヨドバシカメラなどの国内量販店におけるWindows 10無料アップグレードのサポート対応について解説する。
マイクロソフトは今回の無料アップグレード提供にあたり、世界中の主要小売店と協力してアップグレードを支援する「Windows 10 アップグレード プログラム」を展開している。日本国内では、エディオン、ケーズホールディングス(ケーズデンキ)、上新電機株式会社(ジョーシン)、ピーシーデポコーポレーション(PC DEPOT)、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラの計7社が、Windows 10アップグレードプログラムを提供中だ。
とは言えサポート内容、料金などの対応は量販店によってさまざまで、すべての店舗で同じサービスが受けられるわけではない。以下にサポート内容を整理したので、購入とサポート依頼を考えている場合は参考にしてほしい。
PC DEPOTは最大4台無料サポートのクーポンを配布
他店購入製品にも対応
PC DEPOTは「無料アップグレード設定キャンペーン」を展開。店頭・ホームページで取得できる「Windows 10 無償アップグレード設定クーポン」を利用することで、最大4台までのPC・タブレットのアップグレードに無料で対応するとしている。
アップグレード対応は店頭の「パソコンクリニック」で受け付けており、他店で購入した製品にも対応する。ただしサービスを受けるには、PCデポの技術メニューの利用やサポートサービスへの加入が必要なため、完全無料での提供ではないことに注意が必要。また、作業はPC預かりでの対応となる。
アップグレードマニュアルを配布中のヤマダ電機
サポート対応は有料
ヤマダ電機は、PCの購入者を対象に「Windows10 アップグレードマニュアル」を配布している。先着30万名限定での配布となるが、とりあえず自分でアップグレードしたいというユーザーの助けになるだろう。
また、有料のアップグレードサポートにも対応。一般1万円(税別、以下同)、プレミアム会員価格9500円、安心会員価格8000円、ヤマダテクニカルサポート会員価格5000円で、サポートを受けることができるとのこと。
(次ページ、ヨドバシカメラは無料アップグレードサービスを展開)
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