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ワルサーPPKサイズのホルスターにもピッタリ

電気のムダを秘密裏に抹消していく「放射温度計」

2015年08月06日 09時00分更新

文● 藤山哲人 編集●飯島恵里子/ASCII.jp

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 今回オススメするのは、レーザーマーカー付き 放射温度計「400-TST430」。体温計でもなければ室温計でもなく、渋谷系でもない。モノものしい名前をしているが、拳銃タイプの温度計で、狙ったものの温度を測るというもの。

 しかもレーザー照準器が付いているので、ターゲットをロックオンしたら逃がさない(って、自分で追っかっけるんだけどね)。そしてトリガーを引くと一瞬にして温度が分かるという、他にはない温度計なのだ。

サンワサプライの放射温度計(非接触温度計・放射率設定・連続測定可能・レーザーマーカー付き)400-TST430。価格6980円

ワルサーPPKサイズの放射温度計は、ホルスターにもピッタリ。電気のムダを秘密裏に抹消していく

 お手頃価格で買えちゃうこの放射温度計。一度使うと手放せなくなること請け合いで、「あーーっ!温度測りてーっ!」という欲望に掻き立てられる素敵アイテムだ。オトコなら常に携行して、さっと取り出し、スマートに測定したい。

放射温度計スゲーよ! スゲーよ! 放射温度計

 ご存知の方も多いかも知れないが、筆者は実験系の記事をよく書かせてもらっている。スマホや電池の性能はもちろん、蚊取り線香やエナジードリンクの性能まで、自分で書いていてネタなのか実用記事なのかわからなくなる(笑)。

 そこでは色々なセンサーや測定器を使って、見えづらい性能を見える化してきた。中でもとりわけ測定することが多いのが温度。室温の変化を調べたり、機器がどれぐらい発熱するかを測ったり、ハードディスクは何百度のオープンで焼くと壊れるかを測ったりする。

ディスクを火であぶって何度まで耐えられるかをテスト。それに意味があるかどうかは、問わない方向で……

 でもひとことで温度を測ると言っても、温度計にはたくさんの種類があるのをご存知だろう。もっともポピュラーなのは室温計や体温計、パソコンを使っている人だとCPU温度計もある。あと調理関係だとマイナス値から油の温度まで測れるものもある。さらにオーブンの300度以上〜炎の温度まで測るなら、ちょっと特殊な温度計を使うことも。

いかにも温度計っていうものから、温度計というより単なる電子回路まで。用途や目的などに応じて使い分けている

 多種多様な温度計があるけれど、やってることはみな同じ。対象物に温度のセンサー部を触れさせて、センサーと対象物の温度が同じになったところで数値を読み取る。

 ここで紹介する「放射温度計」は、非接触なので従来式の温度計とはまったく違う。たとえば次のような違いだ。

項目 一般的な温度計 放射温度計
測定時間 時間がかかる 一瞬で測れる
測れる温度帯 範囲が狭い マイナス数十度〜何百度まで幅広い
対象との接触・非接触 触らないと測れない 触らなくても測れる
正確さ がんばるとスゲー正確 どうがんばっても誤差が多い
気温の測定 見えない空気の温度も測れる 見えないものは測れない
測定範囲 ピンポイント 近くは直径数cm、離れるとm単位

 この違いを踏まえると放射温度計でしか測れないものがある。

トリガーを引けば一瞬で温度が測れる放射式でなければ測れないものもある

  • 次々と一瞬で温度を測る
  • 手で触れない場所の温度を測る
  • 衛生上触れない、触れられないものの温度を測る
  • 動いているものの温度を測る

 食品工場を次々流れる加工品なんかはお手の物だが、日常生活でも便利に使えるシーンが多々あるので、次以降で紹介しよう。


(次ページ「レーザー照準器で狙ってトリガーを引く! ゴルゴ13も驚きのカンタンさ」へ続く)

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