「ニンテンドーDS」「Wii」など世に出す

任天堂社長・岩田聡氏が55歳で死去、後任は未定

2015年07月13日 12時40分更新

文● 松野/ASCII.jp

岩田聡氏が死去。画像は2005年のもの

 任天堂は7月13日、代表取締役社長の岩田聡氏が胆管腫瘍のため、7月11日に死去したと発表した。享年55歳。社長の後任は未定としている。

 1959年12月6日生まれ、北海道出身。東京工業大学を卒業後、プログラマーとしてHAL研究所に入社。その後、同社社長を経て2000年に任天堂取締役に就任。2002年には取締役社長に就任し、「ニンテンドーDS」「Wii」などを世に送り出したほか、社長自らプレゼンを行なう不定期のインターネット番組「ニンテンドーダイレクト」、ゲーム開発スタッフに直接インタビューを実施する「社長が訊く」を展開するなど、情報発信力の高さが評価されていた。

 同社の代表取締役はこれまで3人体制だったが、岩田氏の死去により、竹田玄洋氏と宮本茂氏の2人体制となった。

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