このページの本文へ

ネットワークの未来を描く「Interop Tokyo 2015」レポート 第5回

最新の「PAN-OS 7.0」と強化版のWildFireを披露

アプライアンスとクラウドの連携を強化するパロアルト

2015年06月12日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Interop Tokyo 2015のブース内でひときわ関心が高かったのが、セキュリティベンダーのブースだ。次世代ファイアウォールを手がけるパロアルトネットワークスのブースでは「PAN-0S」や「WildFire」の最新版を披露。ますます巧妙になる標的型攻撃に対して、アプライアンスとクラウド、エンドポイントとの連携を深めることで、防御のレベルを上げるという。

PAシリーズの最新OS PAN-OS 7.0では自動相関エンジンを強化

 次世代ファイアウォール「PAシリーズ」のソフトウェアの最新版であるPAN-OS 7.0では、「Application Command Center」を拡張し、脅威の対処情報をわかりやすく一覧できるようになった。アプリケーションの利用状況やユーザーの行動を可視化し、脅威に迅速に対応することが可能になる。また、ネットワークの不審なトラフィックパターンを検出し、悪質な活動を特定するために自動的にパターンを相関させる新しい自動相関エンジンを搭載。悪意のあるURLやC&Cサーバー、DNSの悪用などのふるまいから、組織内のネットワークで侵害されたホストを識別し、保護まで行なう。

 クラウド型の脅威検出エンジンのWildFireでは複数のアプリケーションのバージョンでファイルを分析する「マルチバージョン解析」を強化。マルウェアとおぼしきプログラムをグレーウェアとして判定し、優先付けを行なえるようにした。

 さらに10Gbpsおよび40Gbpsポートを持つインターフェイスモジュールをハイエンドの「PA-7050」用に提供。一元管理ソリューション「Panorama」の階層型テンプレートも強化され、セキュリティポリシーやデバイス設定が容易になったほか、Panorama専用のアプライアンスである「M-500」も6月にリリースされる。仮想アプライアンス版の「VMシリーズ」でも、AWSの従量課金制での利用が可能になった。ShowNetでもVMシリーズを用いたトラフィック検査が実施されており、Panoramaによって管理されているという。

仮想版を使うことでShownetでのトラフィックの検査も実施しており、検出されたものはNIRVANA改にアラートでアップされる

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事

アクセスランキング

  1. 1位

    トピックス

    “持たない家電”ランキング、もはや定番のアレがやっぱり1位なような

  2. 2位

    トピックス

    思い切った慶應義塾 全教職員にNotion導入で168年分の知的資産をAIに食わせるプロジェクトが始動

  3. 3位

    トピックス

    リモートワークは福利厚生なの? ITエンジニアが本当に欲しい福利厚生第1位となる

  4. 4位

    ビジネス

    管理職こそ大事にしないとまずくないか? 約4割が「続けたい、と答えない」現実

  5. 5位

    トピックス

    ほぼスーパーで良くない? コンビニで「思ったより高い」と感じる人76%、実は中高年ほど割高感に悩んでるって知ってた?

  6. 6位

    トピックス

    インバウンドの頑張りランキングベスト3は「大分県」「岐阜県」「佐賀県」 努力が光る結果に

  7. 7位

    ITトピック

    管理職ほど機密情報をAIに入力している実態、なぜ?/27卒学生の就職人気、IT業界トップ企業は/最新インシデントの傾向10パターンまとめ、ほか

  8. 8位

    ビジネス

    これは日本の時限爆弾 事業会社の9割がレガシーシステム放置でヤバすぎる件

  9. 9位

    TECH

    身代金要求攻撃の被害額は「1社平均6.4億円」 それでも6割超が「支払いを否定しきれない」苦境

  10. 10位

    ビジネス

    ランチ抜きが22%!? 物価高で「水筒・コンビニ控え」が定着する中、なぜか「推し活・美容費」だけは死守するオフィスワーカーたち

集計期間:
2026年04月18日~2026年04月24日
  • 角川アスキー総合研究所