ネットワークの未来を描く「Interop Tokyo 2015」レポート 第1回
40Gpbsをすっ飛ばすキャリアにオススメ
100G×6本のみ!男気あふれた「FortiGate-3810D」
2015年06月11日 06時00分更新
Interop Tokyo 2015の展示会場において、超高速ファイアウォールのライブデモを披露したのが、フォーティネットジャパンのブースだ。展示された「FortiGate-3810D」は100Gbpsのインターフェイス×6つのみで、10GbEを搭載しないという“男気あふれた”ファイアウォールアプライアンス。40GbEをすっ飛ばし、一気に100GbEで10GbEリンクを束ねたい通信事業者やコンテンツプロバイダー向けの製品になる。
320Gbpsというスループットを誇る高いパフォーマンスが売りで、会場ではスパイレント・コミュニケーションズのテスターを用いるライブデモを披露。擬似的に大量のトラフィックをかけても、CPU負荷4%で150Gbpsという安定した性能を出せる点をアピールした。
こうした安定的な性能が出せるほか、800Wと消費電力が低いのもFortiGateの大きな特徴。処理の一部をASICでハードウェア処理しているため、CPU負荷や電力使用量を大きく引き下げられるという。また、リアルタイムでのセッション管理やログ収集も可能で、CIEMなどとの連携も優れているという。
フォーティネットブースでは、その他多種多様なセキュリティアプライアンスのほか、特にラインナップが増えてきた無線LAN製品も展示されていた。
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