スマホとカードゲームの融合、「銀鍵のアルカディアトライブ」発売決定

2015年06月10日 21時38分更新

文● オオタ/ASCII.jp

3社共同のドリームプロジェクト「銀鍵のアルカディアトライブ」

 KADOKAWA、グリーエンターテインメントプロダクツ、ホビージャパンの3社は、スマートフォンとカードゲームを組み合わせたトレーディングカードゲーム「銀鍵のアルカディアトライブ」を発表した。

 銀鍵のアルカディアトライブは、3社共同名の先日ティザーサイトを公開したことで話題を呼んだ作品。満を持してその詳細が発表されたことになる。

スマートフォン単体でも楽しめるカードゲーム

 同カードゲームは、カードゲームでも非常に珍しい製作委員会方式を採用している。KADOKAWAが発売・販売・イベント運営・世界観設定、GREEがアプリ開発、ホビージャパンがゲームルール開発を担当という形でそれぞれの得意ジャンルの強みを活かして開発する。

KADOKAWA・GREE・ホビージャパンがそれぞれの得意ジャンルの強みを活かして開発する

 最大の特徴は、スマートフォンアプリとトレーディングカードを同時に使って連動させること。アプリ上では、プレイヤーキャラクターとなる「リ・メイガス」が存在し、キャラクター衣装をアバターのように着せ替えることも可能とのことだ。アプリ単体でも遠隔地のプレイヤーを対戦することだという。

カードゲームとスマートフォンアプリの完全連動。特許も出願中とのこと

スマートフォンアプリでのゲーム画面

 また、全ユーザー参加型の陣取りゲーム「滅理大戦(グラン・アポカリプス)」というシステムを用意する。簡単に説明すると、プレイヤーがそれぞれの勢力(トライブ)に分かれて戦績に応じて陣地を獲得していくもの。対戦結果は、公認店での大会や大型イベントなどで反映され、陣地の獲得結果に応じて、トライブごとのストーリー展開が繰り広げられるという。

最初に用意されている3勢力

後日追加される予定の黒の勢力のビジュアルも公開された

スマートフォンアプリから勢力図を確認できる

まずスターターデッキ3種+ブースターパック第1弾が9月10日
11月にも新スターターデッキ1種発売予定

 銀鍵のアルカディアトライブはまずスターターデッキ3種(各税別1000円)とブースターパック第1弾(1パック税別350円)が9月10日に発売。そして早くも11月に次のスターターデッキ1種とブースターパック第2弾の販売も予定しているとのことだ。本日より、アプリの事前登録もスタート。Twitter認証を行なえば、発売に先がけて「事前登録PRパック」を入手できる。

スターターデッキには属性ごと4種ずつ、計12種類のスターターデッキ限定カードが用意されている

ブースターパックとスリーブもスターターデッキと同日に販売される

商品展開スケジュール

キャラクターの衣装がもらえるプロモーション展開も実施する

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう