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法人向け無料ソフトやスマホアプリなどもリリース

Top10にDMMは艦これパワー? Avastがインターネット利用動向を発表

2015年05月26日 20時29分更新

文● オオタ/ASCII.jp

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CEOヴィンセント・ステックラー氏

 チェコAVAST Softwareは、CEOヴィンセント・ステックラー氏とCOOオンドレイ・ヴルチェク氏が来日し、中堅・中小企業向けのセキュリティ―ソフト「Avast for Business」と、スマーフォン向けセキュリティ―ソフトなどを6月からリリースすると発表した。

 Avastを始めとするPCおよびモバイル向けのセキュリティーソフトを世界で2億3000万ユーザーを獲得している。豊富な機能を備えた有償アップグレードが可能な無償版のセキュリティ―ソフトを186ヵ国・45言語で提供している。

艦これパワーなのか刀剣乱舞パワーなのか、総合トップ10サイトにDMMがランクイン

有償版も用意
同社初の法人向け無料セキュリティ―ソフト

 Avast for Businessは、同社としては初めて法人向けに開発された無料セキュリティ―ソフト。ファイルやメールなどのアンチウイルス機能のほか、HTTP/HTTPSのスキャン機能とブラウザー保護機能を有しており、ウェブベースのコンソールで管理できるのが特徴。WindowsとiOSを含むクロスプラットフォームでサポートしている。有償版を購入することでファイアウォールやアンチスパムなど機能拡張も可能だ。

Avast for Business

 また、同社はiOSおよびAndroid向けの無料セキュリティーアプリ「Avast SecureMe」(iOS)と「Avast Mobile Security」(Android)、Android版のメモリークリーナーアプリ「Avast GrimeFighter」、Android向けバッテリー延長アプリ「Avast Battery Saver」の提供を開始する。

「Avast GrimeFighter」。こちらはなじみやすい名称に変更する予定だという

平均7時間バッテリー持続時間を伸ばせるという「Avast Battery Saver」

面倒なパスワードよりオープンのWi-Fiスポットが好まれている

 また、同社はスマーフォン向けアプリを日本で本格展開するにあたって、市場調査も実施。これによると東京のWi-Fiスポットの36%が公共Wi-Fiで、暗号化されたルーターの24%が脆弱な暗号を使用していたことがわかった。

東京のWi-Fiスポットの36%が公共Wi-Fiで、暗号化されたルーターの24%が脆弱な暗号を使用していた

 ただ、アンケートによると回答者の63%がパスワードで守られた安全なネットワークではなく、保護されていないオープンネットワークを好んでいるのだという。これはパスワードを入力する手間が煩雑に感じるのが理由。オープンネットワークが好まれる傾向は日本だけではなく、米国では79%ものユーザーがオープンネットワークの方が好まれる傾向にあるのだという。

面倒なパスワード入力より保護されていないネットワークの方が人気。ただ、日本だけではなく世界的に見てもこの傾向のようだ

日本人のインターネット上利用動向では検索カテゴリー1位に有名人がランクイン

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