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EMC Business Partner Day 2014で披露された2015年の戦略

EMCのプラットフォーム2.5でパートナービジネスは伸張する

2015年05月01日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp 写真●曽根田元

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4月28日、EMCジャパンは販売パートナー向けイベント「EMC Business Partner Day 2015」を開催した。イベントでは、2014年も堅調な売上増を達成したことがアピールされたほか、「プラットフォーム2.5」の導入でパートナービジネスがますます拡大すると説明された。

プラットフォーム2.5とVSPEX BLUEでビジネスはもっと拡がる

 EMC Business Partner Dayは年次で行なわれているEMCの販売パートナー向けイベント。新製品の情報や2014年の実績、2015年の販売・パートナー戦略を共有するとともに、パートナーとの意見交換、あるいはパートナー同士の交流を促進するのが目的となっている。

 セミナーの後半に登壇したEMCジャパン 執行役員 パートナー・コーポレート営業 本部長 中山泰宏氏は2014年の実績と2015年のパートナー施策について説明した。

EMCジャパン 常務執行役員 パートナー営業本部長 中山泰宏氏

 EMCのグローバルは、2014年も堅調な売上増を確保。ハイエンドストレージはもちろんのこと、VNXを中心としたミッド・エントリ分野が大きく伸張し、国内においても高いシェアを得ることができたという。また、IsilonやXtremIOなど新分野での成長もめざましく、売上増に大きく寄与したという。

 販売戦略に関しては、クラウドやビッグデータ、モバイルなどを前提としたプラットフォーム3.0の前段階として、同社が提唱するプラットフォーム2.5が実ビジネスに大きく貢献できる点をアピール。新世代プラットフォームに一足飛びできないエンタープライズに現実的な選択肢を提供することで、顧客の進化を支えていくことに大きな価値が創出できるという。これに対してEMCではパートナープログラムも刷新し、ソリューションセリングを強化するほか、今まで手薄だった西日本エリアのカバレッジも拡充していくという。

プラットフォーム3.0の手前にある踊り場「プラットフォーム2.5」で価値を創出

 さらに注力する製品として、中山氏はアプリケーションやユーザー数、プラットフォームなどをパートナーごとの構成で提供できるリファレンスアーキテクチャの「VSPEX」をアピールした。XtremIOやIsilonを組み込んだモデルを強化すると共に、VMwareのEVO:RAILを搭載したハイパーコンバージドインフラストラクチャ「VSPEX BLUE」を投入。独自の「VSPEX BLUE Manager」や組み込み済みの「RecoverPoint」、クラウドバックアップを実現する「EMC CLOUDARRAY」、EMCによる専門サポートなどで、他社製品に比べて大きな差別化が図れると説明した。

IoTもビッグデータもこの1年で一気に加速した

 懇親会の冒頭では、昨年の11月に日本法人の代表取締役社長に就任した大塚俊彦氏も挨拶に立った。大塚氏は、パートナーに謝辞を述べた後、「社長に就任して5ヶ月が経ったが、本当にテクノロジーの進化のスピードを痛感している。IoTにしろ、ビッグデータにしろ、この1年で一気に加速している感がある。日本経済が上向いてきたことで、お客様でもいろんな議論が進んできた」と、この半年の動向を概説した。

EMCジャパン 代表取締役社長 大塚俊彦氏

 その上で、自身の役割について「EMCは水平展開でさまざまな製品やサービスを展開しているが、その一方で方向性がわかりにくいというご意見も頂戴している。私のテーマは、シンプルにわかりやすく価値を伝えていくことと認識している」と説明。EMC製品の導入によって、エンドユーザーもさまざまな価値を得ることができ、パートナーもきちんと成長できる体制を構築していきたいと抱負を述べた。

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