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NICT、フォトニック結晶とナノ光構造技術により90mWの深紫外LED開発に成功

殺菌ランプの小型化に期待、世界最高出力の深紫外LEDを開発

2015年04月01日 18時40分更新

文● 行正和義/ASCII.jp

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フォトニック結晶とナノ構造を組み合わせた新LED

 国立研究開発法人 情報通信研究機構は4月1日、トクヤマと共同で世界最高出力となる90mWの深紫外線LEDの開発に成功したと発表した。

ナノ光取出し構造として作製されたAlNフォトニック結晶構造(上左)とハイブリッド構造(上右図、265nm帯深紫外LEDのナノ光取出し構造を付加した場合の光取出し効率の向上率(下左)と注入電流に対する光出力と外部量子効率(下右)

 2次元フォトニック結晶とサブ波長ナノ構造を組み合わせたハイブリッド光取り出し構造を用い、LEDからの光取り出し効率を従来の196%と大幅に向上させ、光出力は90W/cm2とした。

これまで水銀ランプだった殺菌灯を大幅に小型化できる 

 連続動作が可能で、発光周波数は265nmという殺菌効果の高い波長域。世界最高の深紫外LEDの開発により、これまで水銀ランプを用いていた紫外線殺菌の用途を大幅に小型化が可能となる。ポータブルなウイルス殺菌システムを始め、水道管などへの組み込み、医療から食品の製造流通まで幅広い用途が見込めるとしている。

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