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デルの「Dell Precision T1700」2タイプを導入

アデランスがワークステーション594台を導入、3D型取りシステムで運用

2015年03月30日 15時04分更新

文● 松野/ASCII.jp

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「Dell Precision T1700ミニタワー」

 デルは3月30日、総合毛髪関連事業を展開するアデランスがデルのワークステーション「Dell Precision T1700」を594台導入し、全国11ブロックの店舗に展開したと発表した。

 アデランスはITによる電子化やペーパーレスに取り組んでおり、顧客サービス向上のための情報活用の一環として、オーダーメイドウィッグ作製のデジタル化および3D化を推進。オーダーメイドウィッグ作製用の3D型取りシステム「ADERANS M3D」をスムーズに操作できる高性能なワークステーションとして、Dell Precision T1700の導入に至ったという。

 推奨スペックがワンパッケージで提供されるためチューニングが必要なく、大規模な導入でもシステム担当の負荷を大幅に削減できるのが最大の導入理由としている。3D化による利点としては、従来は手作業で行なっていた頭部の型取りの作業時間が1/3に短縮、3日間程かかっていた輸送期間は即日に短縮されたほか、製作コストや海外製作工場への物理的な輸送が省略されるため、コスト削減などの効果も出たとのこと。

 Dell Precision T1700は、インテルのXeonプロセッサーを搭載し、3Dグラフィックスのスムーズな操作が可能なコンパクトサイズのワークステーション。実際に導入されたのはミニタワー型(169台)、およびミニタワー型と同スペックで省スペース性を確保したスモールフォームファクター型(425台)。

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