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iPhoneの操作ミスを一瞬でなかったことにするテク

2015年03月29日 17時00分更新

文● らいら(@lyrahm) 編集● ASCII.jp

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 iPhoneの標準メールアプリで不要なメールをどんどん削除していると、勢い余って必要なメールまでゴミ箱に捨ててしまうことがある。再び受信トレイに戻すには、「ゴミ箱」フォルダから再度受信フォルダへメールを移動させなければならず、ちょっとした手間となる。

iCloudアカウントの場合、メールを左にスワイプすると「ゴミ箱」「フラグ」「その他」の3項目が表示される。画面左端までスワイプすると、その表示を飛ばしてそのまま削除が可能となる

 しかしこの場合、ゴミ箱フォルダを開かずとも、iPhoneを左右にシェイクすれば一瞬で直前の操作を取り消すことが可能だ。iPhoneを振ると「取り消す - ゴミ箱」とダイアログが表示されるので、「取消」を選択すればよい。

Windowsの「Ctrl」+「Z」キー、Macの「command」+「Z」キーでできる「アンドゥ」のようなものだ

 さらにその直後に再びシェイクすると、今度は「やり直す - ゴミ箱」と表示される。取り消した操作の取消、つまり再度メールをゴミ箱に捨てられるということだ。

この場合、2回シェイクしたところで2つ前の動作には戻らない

 シェイクでのアンドゥテクは、今回のようなメールアプリはもちろん、対応するサードパーティ製アプリなどでも使うことができる。たとえばメモアプリで間違った文章を入力してしまったときは、シェイクしてテキストを一気に消すこともできる。一文字ずつ消さずに済むので、効率的な編集方法のひとつと言えるだろう。

このように「取消」をタップすることで入力していた文字が消える。全部消える場合と一部残る場合がある

 このテクの注意点は、直前の編集しか取り消せず、2つ以上前の操作になるとこのテクが使えない場合があるということ。またシェイクでのアンドゥに未対応のアプリもある。

 たとえばGoogle系のアプリでシェイクしてみると、問題の報告やフィードバック送信画面の表示に割り当てられていることが多かった。

 とはいえ「さっき勢い余ってやってしまった操作を取り消したい!」というときは、とりあえずiPhoneを振ってみると元に戻せるかもしれない。自分がよく使うアプリで一度試してみるといいだろう。


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