Bebop Droneは、パロットが2014年5月にプレ発表し、米国や欧州地区ではすでに発売されていた機種。性能と価格のバランスに優れていることから、以前掲載したカメラ付きマルチコプターの特集記事で「空撮入門機としてピッタリ、日本での発売が待たれる」と書いたが、実際に手にとってみて「入門にピッタリ」と改めて感じた。
入門機としては、価格やカメラ性能だけでなく、安全性も気になるところだ。気圧・超音波センサーで細かく高度を計測し、地面に対する前後左右の動きは垂直カメラで検出する。これらにより安定した飛行が可能で、自動で着陸したり離陸時の場所へ帰還させることもできるので安心だ。檀上で説明を行なったクリス氏によると、米国や欧州ではBebop Droneの安全性が高く評価されているのだそう。
Bebop Droneの離陸から着陸までを撮影した。また、動画では駆動音の大きさもチェックしてほしい。音が響く体育館で同時に数台が飛んでいたが、不快な騒音レベルではないように感じた。