国土交通省中部地方整備局は3月4日、愛知県の三河港の地盤改良工事に国内では珍しい手法を用いていると発表した。
対象は三河港神野地区7号岸壁の延伸・耐震工事。工事においては巨大地震に耐えられるだけの強度確保が目的として、もともと土であった部分にセメント系の固化剤を注入、土と混ぜ合わせることで強固な改良体とする。
この手法を用いている例は全国的にもほどんとない珍しい手法としている。現在、今年度最後の工程となる深層混合処理工法を進め3月中旬まで施工する予定。また、来年度以降も施工位置の西側を整備する。
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