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世界最大の楽器展で出た注目製品をピックアップ

モーグもコルグもシンセ復刻! NAMMショーのトレンドに迫る

2015年02月01日 12時00分更新

文● 四本淑三

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2015年NAMMショーを総括!

 世界最大級の音響機材展覧会「The NAMM Show 2015」が、1月22日から25日までの間、カリフォルニア州アナハイムコンベンションセンターで開催されました。世界中の音響機器関連メーカーが毎年新作を発表し、デモを繰り広げるこのショー。音響人類の端くれとして、このショーの情報をさらっておかないと年が明けた気がしません。

 が、例年通り我々には取材予算がありません。去年もそう書いたと思いますし、多分来年もそうなります(編注:去年も書きましたが、自腹で行かれるのなら、普段より少し多めに原稿料をお支払いできますよ)。誠に不本意ながら、今年も各社のリリースや他人の書いた記事を参考にしつつ、これが面白いんじゃないの、と思われるものを慎ましくピックアップして、大雑把にトレンドを掴んでいきたいと思います。

 まず、今年のシンセサイザー関係のキーワードは3つだったと思います。

復刻!
アナログ!
モジュラー!

復刻!
アナログ!
モジュラー!

 2回言ってみました。いや、もう本当にこればっかり。何より驚いたのが「復刻、アナログ、モジュラー」のトレンド三要素を備えた、シンセサイザーの象徴的存在であるところの、あのビッグブランドの、あのビッグな製品が登場したことでした。

(次ページでは、「復刻したのはモーグのあのシンセ」

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