本体を折り曲げられる独特な構造が注目を集めた、マイクロソフトの「Arc Touch Mouse」。その後継製品「Arc Touch Bluetooth Mouse」が登場した(税別の参考価格は6647円)。
しかもBluetooth 4.0に対応しており、専用レシーバーなどをPC側に装着せずに使用できるのがポイントだ。実際に製品を試してみることができたので、その特長と使い勝手を紹介していこう。
主なスペック | |
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製品名 | Arc Touch Bluetooth Mouse |
読み取り方式 | BlueTrack Technology |
読み取り速度 | 1200fps |
解像度 | 1000dpi |
ボタン数 | 3ボタン |
スクロール | タッチセンサー スクロール |
インターフェイス | Bluetooth 4.0 |
本体サイズ/重量 | 幅59×奥行き130×高さ15mm(電源オフ時)、幅59×奥行き110×高さ36mm(電源オン時)/重量約79g(電池含む) |
電源 | 単4アルカリ電池×2(約6ヵ月間動作) |
対応OS | Windows 8.1/8/RT 8.1/RT 8 |
折り曲げられる「Arc Touch Bluetooth Mouse」は
持ち運びに便利
Arc Touch Bluetooth Mouseは、本体がアーチ状をしたワイヤレスマウスだ。電源スイッチなどはなく、本体をポコッと折り曲げてアーチ状にするとオンに、平らにするとオフになるのがユニーク。形状の変化はスムーズで、本体の強度がしっかりしているので折り曲げるときに壊してしまう心配はまったく感じない。このポコポコ折り曲げる感じが楽しくて、初めて触ったときはついつい意味もなく電源のオンオフを繰り返してしまった。
本体を平らにすると、厚みはわずか15mmになる。そのため、カバンなどに収納して持ち運ぶときもジャマになりにくい。重量も電池込みで79gときわめて軽い。使用時の使い勝手と携帯性の両方を高める、非常に独創的な機構だ。
PCやタブレットとの接続はBluetoothを使用する。本製品の前モデル「Arc Touch Mouse」は2.4GHz帯の独自の無線通信方式を採用していたため、使用時はPC側に専用のUSBレシーバーを装着する必要があった。しかし本製品は汎用的なBluetooth 4.0のため、別途レシーバーを用意する必要がないのがうれしい。
電源は単4アルカリ電池2本を使用する。電池は、新品なら一般的な使い方で約6ヵ月持つとのこと。仕様書などには記載されていないが、今回試した限りでは一般的な単4ニッケル水素充電池も使用できた。