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T教授の「戦略的衝動買い」第309回

約3万円のモバイルPC! Acer「Chromebook C720」を衝動買い

2014年11月19日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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好みが分かれそうなキーボードと
カードがはみ出るメモリーカードスロット

液晶背面に記されたChromeアイコンとロゴがなければ見逃してしまうほど、普通過ぎるモバイルPCだ
液晶背面に記されたChromeアイコンとロゴがなければ見逃してしまうほど、普通過ぎるモバイルPCだ

 本体は平置きにした状態で幅288×奥行204×高さ19.05mm。「chrome」のロゴがなければごく一般的なモバイルPCと区別はつかないだろう。

背面は基本的には堅牢性を保ちつつ、コスト優先のデザイン&設計だ 背面は基本的には堅牢性を保ちつつ、コスト優先のデザイン&設計だ

 マグネシウムやアルミニウムなどの高価なパーツを使っているわけでもなく、底面の丸いゴム足など好みは分かれるが、低価格ながら合理的な構造とシンプルな作りで好感度は低くはない。

キーボードのピッチは19mmと十分。2ヵ所ほど異常接近したキーがあるが、その辺りがキー配列にコンシャスなユーザーからはブーイングの可能性が高い
キーボードのピッチは19mmと十分。2ヵ所ほど異常接近したキーがあるが、そのあたりがキー配列にコンシャスなユーザーからはブーイングの可能性が高い

 キーボードのストロークはデスクトップPCの外付けキーボードと比較するとそれなりの不満も出るが、昨今の廉価なモバイルPCとはほとんど差がないといえる。19mmのキーピッチは問題ないが、2ヵ所ほど異常接近した変則的なキーレイアウト(“エンター”と“む”、“右シフト”と“ろ”)は好みははっきりと別れてしまうかもしれない。

本体右側面には、SDメモリーカードスロット、USB 2.0 、ケンジントンロックの穴が並ぶ
本体右側面には、SDメモリーカードスロット、USB 2.0 、ケンジントンロックの穴が並ぶ
本体左側面には、ACアダプター入力、HDMIポート、USB 3.0、ヘッドフォン出力端子がある
本体左側面には、ACアダプター入力、HDMIポート、USB 3.0、ヘッドフォン出力端子がある

 本体右側には、SDメモリーカードスロット、USB 2.0ポート、ケンジントンロックが配置され、本体左側には奥からACアダプター入力ポート、HDMIポート、USB 3.0ポート、ヘッドフォン出力端子がある。

内部の何かが邪魔しているのか、穴が浅いのか、意図的か不明だが、せめてSDメモリーカードは全体を収納できる設計にして欲しかった 内部の何かが邪魔しているのか、基板の都合で穴が浅いのか、意図的か不明だが、せめてSDメモリーカードは全体を収納できる設計にして欲しかった

 残念ながらSDメモリーカードスロットは、標準サイズのSDメモリーカードが奥まで入らず、かなり出っ張ってしまう。そのため、常設の外部メモリーとして使うことはできず、デジカメデータなどを一時的にChromebook側にコピーするなどの目的でしか使えそうになく、大容量高速のSDメモリーカードを持っていても宝の持ち腐れとなってしまう。

昨今のモバイルPCと比べると、液晶周囲の額縁の幅広さが目立ってしまう 昨今のモバイルPCと比べると、液晶周囲の額縁の幅広さが目立ってしまう

 11.6型(非光沢、1,366×768ドット、タッチ非対応)の液晶は昨今のハイエンドモバイルPCやスマホなどに搭載されている液晶画面と見比べてしまうと少し残念なクオリティーではあるが、フルスクリーンの動画再生時においても、ソースのクオリティーが良ければそれなりに満足がいくモノだ。

ネット環境が必須
出かける時は通信機器を忘れずに……

常にネット環境が確保されていてこそChromebookの実力は発揮される。アウトドアではモバイルルーターやスマホによるテザリングは必須だ 常にネット環境が確保されていてこそChromebookの実力は発揮される。アウトドアではモバイルルーターやスマホによるテザリングは必須だ

 Chromebookの適合ユーザーは、前述したようにGoogle Chromeへの依存度が高いユーザーであると説明した。

 Chrome OS用のオフライン系のアプリも多少はあるが、当然のごとくネットワーク環境がほぼ99%必須条件だ。データストレージとしては16GBのSSDのみなので、データのほとんどはGoogle DriveやDropbox、OneDriveのようなクラウドストレージに置いて活用することが前提となる。

筆者はアウトドア環境ではWiMAX 2の「Wi-Fi WALKER」を使用している
筆者はアウトドア環境ではWiMAX 2の「Wi-Fi WALKER」を使用している

 筆者は自宅でのWi-Fiルーター以外ではWiMAX 2のモバイルルーターである「Wi-Fi WALKER」を利用している。地域はかなり限定されるが、さいわいにも都市部ではかなりの高速ネットを環境を活用できるのでChromebookでは重宝している。

自宅にあったUSB有線LANアダプターが使えるか試してみた 何の設定もせずに、Chromebookは自動的にUSB有線LANアダプターを認識した
自宅にあったUSB有線LANアダプターが使えるか試してみた何の設定もせずに、Chromebookは自動的にUSB有線LANアダプターを認識した
常にWi-Fi環境があるとは限らない出張先などでは便利な場合もあるだろう
常にWi-Fi環境があるとは限らない出張先などでは便利な場合もあるだろう

 出張先のホテルに、Wi-Fi環境があればまったく問題ないが、有線LANしか設備がなくてもPCやゲーム機のUSBポートで使えるUSB有線LANアダプターがあれば即座にネット環境を実現できる。

Chromebook+WiMAX Wi-Fi WALKER+USB有線LANアダプター+ちびファイ3……Chromebookとこの3種の神器で、どこに行ってもネットワーク対応は完璧だ
Chromebook+WiMAX Wi-Fi WALKER+USB有線LANアダプター+ちびファイ3……Chromebookとこの3種の神器で、どこに行ってもネットワーク対応は完璧だ

 筆者は、出張先のホテルの状況に応じて、WiMAX2 Wi-Fi WALKERとUSB有線LANアダプター、「ちびファイ3」(有線LAN→Wi-Fiコンバーター)という“3種の神器”を持っているので万全だ。

(次ページに続く、「「一太郎Lite2」を使いたい……
「Google Chrome リモートデスクトップ」で「一太郎Lite2」を使う
」)

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