iPhone 6/6 PlusのSIMフリー版同時発売による影響もあってか、格安SIMの一般への浸透は大きく進み、利用者の拡大もいっそう加速がかかっていると思われる。
以前の記事で試した、MNPもできる「BIC SIMカウンター」も連日混雑しているという話を聞く。筆者も、格安SIMの中で唯一auのネットワークを使った「mineo」と、ドコモのネットワークでは人気の「IIJmio」を使っている(なお、mineoはiOS 8およびiOS 8.1での利用は不可と正式にアナウンスされている)。しかし、最近ちょっと気になることが……。
mineoは速度低下が発生している!?
一時期、いつでも数十Mbps出ていたmineo。筆者も褒めまくってしてしまっていたが、最近は以前のようにびゅんびゅんデータが流れてくる印象がない。
注意してデータの流れを見てみると、軽いページは一瞬で表示されることに変わりはないが、動画が埋め込まれているような重いページの場合には、読み込み中のアイコンの表示時間が長くなっていることに気づいた。
実際に速度測定アプリで測定してみても、数値にしっかり現われている。特にお昼時の速度低下は顕著で、下りは1Mbpsにも満たないこともしばしばである。
数値の上ではだいぶ遅くなっているが、実際にはタイムアウトでページが満足に表示されないということはなく、ちょっと遅いかな? という程度。SNSのタイムラインの表示などでは特に変わった印象がないくらいだ。
遅くなっているものの救いなのは、上りの速度は速いままであること。そのため、データのやりとりはスムーズに行なわれている印象で、クリックやタッチからすぐデータが流れはじめ、それほどデータ量が多くないウェブページの閲覧では、すぐ表示される。
混雑時以外は数十Mbpsでデータが流れてくる
このように速度が低下している印象を受けるが、空いている時間を選べばそれなりの速度が出るのがmineoの特徴。平日夕方の帰宅時のスマホ閲覧ラッシュがはじまる前の時間帯ならば、以前のような数十Mbpsという速度も記録する。
また、LTEエリアが広い点もauの特徴。エリアが広いということは、アンテナ強度が高い場所で通信することも多くなる。筆者の経験ではLTEの下り速度は混雑に影響されることが多いが、上り速度は電波の強さに左右される。LTEのエリアが穴がなく広いということは、それだけ安定した上り速度が出るということでもある。
なお、筆者は最初、初期のLTE端末である「Xperia VL SOL21」でmineoを利用開始したが、最近、auのLTEバンドがすべて利用できる3バンド対応の「URBANO L01」(KYY21)を用意し、これで利用している。
SOL21に比べて2.1GHz帯の利用もできるようになったが、エリアはすでに十分に広いauだけにエリアが広がったという印象はなく、速度についても特に変わった印象はない。
次ページへ続く、「IIJmioも一時期よりは遅くなったが……」
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