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日本最大級のデータベースを活かし、最適化されたレコメンドを目指す

TSUTAYAがエンタメ情報配信を開始、60のメディアと協業も

2014年10月22日 16時51分更新

文● 西牧裕太/ASCII.jp編集部

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 T-MEDIAホールディングスは10月22日、TSUTAYA onlineなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)のネットサービスを統合した「T-SITE」のオープンを発表した。ウェブサイトは同日よりオープンし、iOS/Android向けアプリは11月初旬にリリース予定。

 T-SITEでは、同社内で作成した映画や音楽といったエンターテインメントやライフスタイルのニュース記事をはじめ、「GIZMODO」「マイナビニュース」などのメディアが提供する記事をサイト内で配信する。サイト内でログインすると、ユーザーが閲覧した記事やCCCが保持するT会員のデータベースを用いて、ユーザーの興味ある内容をレコメンドされる。同様におすすめの商品も紹介する仕組みで、サイト内で購入、宅配レンタルが可能だ。

 記事を提供するのは現在22メディアで、今後「Newsweek日本版」「Pen Online」などが提供開始予定。年内に60メディアからの提供を目指すという。

現在記事提供が決まっているメディア

他の追随を許さないデータベースがT-SITEを動かす

 同社のCEOである櫻井徹氏は「我々は5000万人のT会員、日本No.1エンタメ商品データベースとNo.1ポイントアライアンスを保持しており、他の追随を許さないだろう。これらを結んでT-SITEを成功に導いていく」という。

T-MEDIAホールディングスのCEO、櫻井徹氏

 この発言の根拠はCCCが持っている強みに起因する。店舗としてエンターテインメント商品を扱うTSUTAYAと、Tカード会員の情報をもとにした顧客データベース、112社と結んでいるポイントアライアンスだ。

TSUTAYAはこれまで順調に業績を伸ばし、現在全国で1444店舗あるという

Tカードの会員数は5061万人。年代別で見ると20代の人口の約70%が会員になっている

Tポイントが利用できる店舗は23万1792店にのぼる

 櫻井氏は膨大なデータベースとポイントアライアンスを用いて、ライフスタイルを提案していきたいと語る。

 「朝ニュースや天気情報をチェックし、移動中にレコメンドする音楽を聴き、おすすめの教室に通ってもらい、帰りにアライアンス店舗で買い物をしてもらう。ゲームもおすすめでき、スマホで写真を撮ればアライアンス店舗でネットプリントも可能。夜には週末どこに行こうかを見てもらうこともできる」。

サイト内では360万通りのランキングが並ぶ

執行役員の根本氏

 では具体的にはどのようにサービスを展開していくのか。同社の執行役員である根本浩史氏がその一例を説明する。「T-SITE内で世代、住んでいるエリア、性別などの属性をもとにランキング情報を提供していく。ランキングは360万通りで、これは我々の持つデータベースでしかできない、世界初のランキングになるのではないか」。

ランキングは60代以上の男性が選んだ仕事術書籍や20代女性が選んだVOCAL音楽など、多岐に渡る。地域を選んだランキング情報も閲覧できるという

T-SITEのランキングは店舗にも反映する予定

30代の女性がT-SITEにログインした場合の画面。育児や映画などに興味があると判断され、関連の記事が並ぶ

 さらにTSUTAYAの店舗で開催するイベント情報をタイムリーに提供も予定しているという。

 また、スタートアップ企業が提供するコンテンツをT-SITE上でも提供するプログラム「T-VENTURE PROGRAM」も合わせて発表した。T-SITEをオープンプラットフォームとして考え、ネット上の新たなライフスタイル提案サービスを協業で提供していくという。こちらについては詳細な説明会を予定している。

 なお、T-SITEオープンに合わせキャンペーンも実施。DISCAS宅配レンタルサービスにて映画のレンタルが1年間無料などが抽選で当たる。詳細はサイトをご覧いただきたい。

会場には本上まなみさんもかけつけた

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