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海洋土木などで100年以上の歴史ある会社が問題に直面

デル、3D化にともなうマシン要求にコスト面でも応えて東亜建設工業をサポート

2014年09月30日 16時14分更新

文● 花茂未来

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「Precision T1700SFF」

 デルは9月30日、東亜建設工業がワークステーション「Precision T1700SFF」を230台導入し、3D設計業務の生産性を向上させた事例を発表した。

 東亜建設工業は、海洋土木、陸上土木を手がけ、100年以上の歴史を持つ老舗建設会社。しかし近年の建設分野では設計現場での3D化が進んでおり、従来のPCではスペック不足のためスムーズな作業が困難になりつつあったという。そこでワークステーションを導入するも、運用開始1年で追加導入にともなうコスト増が課題として浮上してきた。

 これを解決するために東亜建設工業が導入したのが、Precision T1700SFFという。省スペース性に優れたエントリークラスのワークステーションながら、オプションとしてグラフィックス演算装置としてQuadro K600を追加できるなどのカスタマイズにより、3D CADの円滑な描画を実現。また、ISV認証も取得済みだ。

 今回の導入について、東亜建設工業の管理本部 情報システム部 システムグループ グループリーダーの石倉正英氏は「Precision T1700SFFは導入後も安定稼働を続けており、既存のワークステーションから順次リプレースを進めていきます。今後も変わらぬサポート、そして私たちが求める、コストパフォーマンスと性能のバランスに優れた製品を提供し続けてほしいと考えています」とコメントしている。

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