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ビジネスから観光まで日本語を軸とした高精度機械翻訳の普及実現に

ドコモ、世界最高レベルの機械翻訳を目指す新会社「みらい翻訳」を設立

2014年09月29日 18時58分更新

文● 行正和義

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目指すサービス展開及び利用シーン

 NTTドコモは9月29日、世界最高レベルの機械翻訳精度をもつ翻訳技術の開発およびサービス提供を行うための合弁会社「株式会社みらい翻訳」の設立すると発表した。

 スマホ向け翻訳アプリを活用した外国人とのコミュニケーション、ウェブサイトやビジネス文書等の機械翻訳が普及するなか、高精度な機械翻訳技術・ソフトウェアを開発して日本語を軸とした言語バリアフリーの世界を実現することを目標とする。新会社設立当初は英語、中国語、韓国語を中心に、将来的にはベトナム語、タイ語、インドネシア語などの言語も対象にソフトウェアやサービスを提供する予定。

事業スキーム

 新会社が行うのは機械翻訳の性能向上およびの翻訳サービスの提供で、翻訳サービスを法人向け(ドコモなど)に販売。企業では社内文書などの翻訳、一般ユーザーはドコモのサービス(スマホの翻訳アプリ)を経由して利用することになる。新会社はドコモと韓国シストラン(SYSTRAN INTERNATIONAL)、大阪のフュートレックの合弁で、出資比率はドコモ51%、シストラン30%、フュートレック19%。10月に設立する予定。

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