シャープは9月24日、同社の「電子ノート」とキングジムのコンパクトプリンター「ココドリ」を連携させるソフトを開発、公開した。
電子ノートはタッチパネル式モノクロ液晶を搭載し、2000ページ分のデータを保存、1回の充電で約30日間利用できる電子文具的な使い方をするドキュメントリーダー端末。キングジムのココドリは、パソコンの画面をキャプチャーする感覚で利用できるコンパクトな卓上感熱プリンター。
開発されたソフトは、電子ノートに取り込んだ文書をココドリで印刷できるようにする機能と、ココドリのアプリであるパソコン画面キャプチャー機能を利用してキャプチャーデータを電子ノートに取り込む機能。
パソコンでブラウジング中の画面を気軽に保存、メモ化して手帳に貼り付けるなど、電子ノートと紙のメモを連携することデータの持ち運びなどがより便利になるとしている。対応する電子ノートはWG-N10、WG-N20、WG-S20。ソフトウェアはWindows Vista/7/8/8.1用で、電子ノートのユーティリティソフトからココドリを扱うことになる。