マウスが電卓に? 思考を凝らしたアイデア商品の数々
そんな50年の中で、キヤノンはこれまでに、様々なアイデア商品を展開してきた。たとえば、ラジオ付の電卓やカレンダー付の電卓、マウス型の電卓、レーザーポインターを搭載する電卓など。大ヒット製品もあればまったく売れない製品もあったという。
そのほか、有名なキャラクターとのコラボレーションモデルや、カラバリが豊富にあるモデルなど、学生などが文具として使える電卓を発売。一方で原価や売価、粗利率、税率などのボタンを搭載する、ビジネス向けの電卓のラインナップも拡充。50年の歴史の中で、様変わりしつつ数多くの電卓を登場させている。
50周年記念モデル「KS-50TH」はキヤノン卓上電卓最高峰の"プロ仕様"モデル
その50年を記念して発表したKS-50THは、「KS-1220TG」を50周年記念仕様にしたモデル。アルミ素材を使用し、カラバリはシャンパンゴールド。最大12桁が表示可能で、画面の角度を見やすく調整できるチルト機能が利用できる。そのほか、先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを押しても入力を受け入れる「3キー早打ち機能」を搭載している。
価格は5400円で、100台限定の販売となる。