スマホ連携で仕事効率が大幅アップ!
「LIFEBOOK WS1/M」(LIFEBOOK SH90/M)+「My Cloud」ビジネス活用術 (2/7)
2014年07月24日 11時00分更新
手頃なサイズの13.3型はモバイル用途にピッタリ
外出先で利用するモバイルノートを選ぶ際、特に重視したいのは持ち運びやすさだ。一般的には14型以下のモデルをモバイルノートと呼ぶことが多いが、14型では持ち歩くにはやや大きく、11型前後では画面が小さくて使いにくいという意見も多い。そんな理由から、携帯性と使い勝手のバランスが取れた13.3型モデルに人気が集まっている。
LIFEBOOK WS1/Mのサイズは、約幅319×奥行き215×高さ13.6〜19.8mm。本体を真上から見た面積で言うと、A4用紙(幅297×奥行き210mm)よりもひと回り大きい程度だ。Ultrabook™と比べるとやや厚い印象だが、標準的な13.3型ノートよりはコンパクトで薄い。重量は構成パーツによって異なるが、DVDスーパードライブを装着した状態では約1.56kg(ストレージにSSDを選んだ場合)となる。光学式ドライブを取り外すことが可能で、この場合の重量は約1.45kgとなる。
モバイル用途における高性能PC
重量約1.59kgと聞くと、持ち歩くには重いと思う方がいるかもしれない。だが、LIFEBOOK WS1/Mのポイントは、デスクトップ機に迫るCPU性能、フルHD以上の高解像度、最大1TBの大容量HDDを内蔵可能など、「モバイル用途における高性能PC」を貪欲に追求した点にある。バッテリー駆動時間を長くしたい場合は、別売の「増設用バッテリユニット」を装着すると最大約28.1時間という驚異的な動作時間になる。できるかぎり高性能なモバイルノートを持ち運び、バリバリ使いこなしたいという方には非常に魅力的なはずだ。
増設ユニットを着脱することで機能を拡張できる「モバイル・マルチベイ」構造を採用している点も、LIFEBOOK WS1/Mの魅力のひとつだ。
液晶ディスプレーのサイズは13.3型で、解像度は2560×1440ドット。ノートで一般的な1920×1080ドットのフルHDディスプレーと比べると、1画面あたりの情報量は約1.78倍にも及ぶ。画面の文字は小さくなるが、一度に多くの情報を確認できるので、文書全体をザッと見渡したり写真を細部まで確認するのに役立つだろう。
キーボードはテンキーなしの86キー構成。キーピッチ(キーの大きさを表わす指針)は約19mmと、デスクトップキーボードの並みの大きさが確保されていて使いやすい。キーサイズが大きくて入力しやすいのも、13.3型であるLIFEBOOK WS1/Mのメリットのひとつだ。マウス代わりに使うフラットポイント(タッチパッド)もサイズが約幅97.5×59mm(実測値)と大きめ。
キー入力時の深さを表わすキーストロークについては、約1mmと少々浅め。入力時の手応えを求める方には物足りなく感じるかもしれないが、軽いタッチで入力できるので長時間使用しても疲れにくいという側面もある。