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“軽くBGMを流したい欲”を満たすワイヤレスレシーバー&スピーカーを紹介

タブレットで音楽を持ち出そう! 春満喫アウトドア向けガジェット

2014年05月27日 11時00分更新

文● 二瓶 朗 撮影●篠原孝志(パシャ)

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 あっという間に春は過ぎ去り、すっかり初夏の雰囲気が漂う今日このごろ。どうせなら外に出てカラダいっぱいに日差しを浴びようじゃないか! そんなちょっとした散歩や小旅行に便利なのは、やはりタブレットやファブレット。携帯性と操作性が絶妙なバランスで両立している、頼りになるモバイル端末だ。

 今回は、そんなタブレットのお供としてカバンに忍び込ませておきたいオーディオ系周辺機器を紹介しよう。音楽はタブレットで持ち出すのが正解だ!

音質が断然クオリティーアップ!
ヘッドホンアンプ搭載Bluetoothレシーバー+カナル型イヤホン

 もはや言うまでもないかもしれないが、タブレットのようなモバイル端末とイヤホンの組み合わせはもはや鉄板だ。しかし、その音質は端末性能に依存することになってしまうことが多い。お気に入りのイヤホンを使っているのに、その音質には今ひとつ満足できない……でも専用プレーヤーを別途持つのはちょっとなあ、というのも本音。

「LBT-PHP500AVシリーズ」はBluetoothレシーバー+カナル型イヤホンのセット構成。カラーバリエーションは「レッド」「ブルー」「ブラック」の3種。イヤホンが付属しない「LBT-PAR500AVシリーズ」もあり

音質は非常に良好。タブレットの音楽を快適に視聴できる。もちろん動画再生時も快適

 そんな人にオススメしたいのが、ヘッドホンアンプ搭載のBluetoothレシーバー「LBT-PHP500AVシリーズ」だ。

 これは、Bluetooth 4.0に対応したワイヤレスレシーバーとカナル型イヤホンがセットになった製品。レシーバー部分は最大出力100mW+100mWのヘッドホンアンプを搭載し、イヤホンの性能を十分に発揮させることができる。

 また、RFアンプ(電波用アンプ)を搭載していて、いつでも安定した電波出力が可能で、音飛びや音切れの少ないワイヤレス接続が可能となっている。さらに、CSR社の高音質で低遅延なコーデック“aptX”に対応し、Bluetooth接続ながらプレーヤー直結並みの高音質が実現される。

 音ズレも少なく、動画を視聴したり、音ゲーをプレイするときでも違和感は最小限に抑えられており快適だ。もちろんハンズフリー通話にも対応する。

 本体と一体化しているクリップで服のエリや胸ポケットに留めても、レシーバー部はわずか25gと軽量なので、夏の衣服が乱れてしまうこともない。バッテリー駆動時間は、連続再生しても約12時間は持つ。待ち受け時間も約350時間と十分。通勤・通学でフルに利用してもバッテリー切れで頭を抱える事態にはならないだろう。

 慣れない人にとってはやや面倒な端末とのペアリング設定だが、徐々に標準機能化しつつある“NFCペアリング”に対応しているので、NFC対応のタブレットやスマホなら初期設定はワンタッチで完了。最大8台のデバイスに対するマルチペアリングも可能だ。

各ボタンに単一機能が割り当てられているので、誤操作も少なく快適に操作できる

誤操作とオサラバできる独立ボタンの多さが◎
お気に入りのイヤホンを挿して堪能すべし!

ヘッドホン部分とレシーバー部分は完全独立なので、普段遣いしているヘッドホンやイヤホンも接続できる

 実際に使用してみたが、音質は非常に良好。幅広い音域で自然でクリアな音声を楽しめた。意外に便利だったのが、スライド式の電源スイッチだ。オン/オフが一目でわかり、ムダに電池を消費することがない。

 また、ホールドスイッチもスライド式だし、音量調節のトグル、曲送り/戻しボタンなど、各機能で独立した操作体系になっているのは誤動作なく使えるので便利だ。

 付属のカナル型イヤホンはフラットケーブルが採用され、取り回しが便利なうえ音質も十分。

 もちろん、レシーバーとは独立しているので、好みのイヤホン/ヘッドホンを接続することもできる。お気に入りのイヤホンを鳴らしきれていないという不満はLBT-PHP500AVシリーズで解消できるだろう。

クリップで胸に留めても軽量なので気にならない。ポケットから伸びるコードに悩まされないのは案外快適。これからの暑い季節、汗ばんだ腕とコードが引っ付いて不快な思いをすることもない

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