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あと半月……いろんな理由で4月までに買っておきたいデジタル製品 第4回

今買うならハイエンドBDレコか6ch全録レコか!?

2014年03月21日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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リアル5.1chをリーズナブルに実現できる
ヤマハ「RX-V377」と5.1chスピーカーセット

ヤマハのAVアンプ「RX-V377」と5.1chスピーカーセット「NS-PA40」

 バータイプだと後方の音が不満、という方は5本のスピーカーとサブウーファーに、AVアンプを組み合わせた本格的な5.1chシステムをチョイスすべきだろう。

 オススメモデルは、ヤマハの「RX-V377」(実売価格3万4000円前後)と、5.1chスピーカーがセットになった「NS-PA40」(同3万4500円前後)。両方を合わせても7万円弱とHT-ST7よりも安価で、本格的な5.1ch再生を手軽に実現するならば、実に手頃なシステムと言える。

RX-V377の背面。HDMI入力を4系統搭載。スピーカー端子はフロント2chのみネジ式だ

RX-V377の背面。HDMI入力を4系統搭載。スピーカー端子はフロント2chのみネジ式だ

 RX-V377は、同社のAVアンプのエントリーモデルで、ネットワーク接続によるハイレゾ音源の再生機能などが省略されてはいるが、AVアンプとしての基本である5chアンプを内蔵し、BDソフトなどで採用されている「ドルビーTrueHD」や「DTS-HD Master Audio」などのHDオーディオにはきちんと対応する。

 別売のBluetoothワイヤレスオーディオレシーバーを使ったワイヤレス音楽再生や、USB接続でiPhoneなどのiOS機器で音楽再生ができるなど機能も充実している。

 実は、実用最大出力(各チャンネル135W/ch 6Ω)こそやや小さくなってはいるが、基本設計は上位モデルの「RX-V577」(実売価格5万円前後)などとほぼ共通になっており、基本的な音の素性は同様となっている。エントリー機だからといっても十分な実力を持っていると言える。

上位機種の「RX-V577」の前面と背面。背面にはHDMI入力が6系統ある

 ちなみにRX-V577は、上位モデルとしてパーツを吟味して高音質化が図られているほか、無線LAN内蔵やネットワーク経由でのハイレゾ音源の再生機能などが盛り込まれている。

 つまり、サラウンドだけでなくハイレゾ再生なども楽しみたいならば、RX-V577を選ぶといいだろう。それでも予算は10万円を下回る。この価格帯のAVアンプの競争が激しいこともあり、機能の充実度は極めて高いのだ。

 スピーカーシステムのNS-PA40は、フロントの2本はトールボーイ型のスピーカーを採用。2.5mmツィーターと7cmウーファー×2の構成で、低音再生も十分。センタースピーカーやサラウンドスピーカーはコンパクトサイズで、棚置きや壁掛け設置も容易に行なえる。

 これらを組み合わせて聴いてみた。RX-V377には自動音場補正機能「YPAO」があり、部屋の音響特性に合わせた最適な音場に補正してくれる。コンパクトなリアスピーカーの不足する低域はサブウーファーが補ってくれるので、コンパクトなサイズながらも映画の重低音もしっかりと楽しめる。

 特に後方に移動する音の実体感などはさすがはリアル5.1chと思えるものがあり、アクション映画など音の移動などが多い作品を見るのが好きな人ならばやはりバータイプより有利だと感じる。

 低域から高域までワイドレンジでひとつひとつの音をしっかりと立たせて豊かなサラウンド空間を再現してくれるなど、なかなかの実力。しかも、ヤマハ独自の「シネマDSP」も備えるので、より臨場感のあるサラウンド効果を好みに応じて使い分けられる。多少マニアックな面もあるが、こうしたサラウンドモードの選択など、音響効果を楽しむための機能はAVアンプの方が充実しているだろう。

 なお、RX-V377には、5本のスピーカーをすべて前方に配置して、リアスピーカーの音だけをバーチャル再生する「バーチャル・シネマ・フロント」という機能も備わっている。後ろにスピーカーを置くのが難しい人でも5.1ch再生を手軽に実現できるという機能だ。

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