ソフトバンクモバイルは、同社の4Gスマホ(SoftBank 4G/4G LTE)とセルラー版iPadをセットで契約すると、iPadの基本使用料が最大2年間、月1050円になる「タブレットセット割」を、iPad Airの発売日である11月1日から開始する。

タブレットセット割は、1回線目にiPhone 5/iPhone 5sを始めとする4Gスマートフォンを契約した状態で、2回線目としてセルラー版iPadを購入(新規契約/機種変更とも)した場合に適用されるキャンペーンで、iPad分の基本料金が最大2年間1050円となる(3年目以降は月2992円)。別途端末代金が必要で月月割は適用されない。また、ウェブ基本使用料として月315円が必要。
「タブレットセット割」速度制限がされるまでのデータ通信量は月2GBだが、2014年5月末までは7GBに拡大される。
auのキャンペーンにガッツリと対抗
スマホとタブレットのセットによるキャンペーンはauが先行して発表している(関連記事)。auは米国などで主流のスマホとタブレットで通信量を分け合う「データシェア」を来春導入予定。これはスマホ側に割り当てられた月7GBと、タブレット側の月2GBを合算(月9GB)して利用でき、タブレットを新規購入した場合には最大2年間、月1050円の追加で利用できるというもの(ISP料金として315円が必要)。
また、「データシェア」がスタートする2014年5月末までは、「先取り!データシェアキャンペーン」として、スマホとタブレットをセットで契約すると、それぞれで月7GBずつ利用できて、しかも「データシェア」と同料金の最大2年間、月1050円となっている。
つまり、ソフトバンクの「タブレットセット割」はこのauのキャンペーンに対抗するプランだが、現時点ではスマホとタブレットでのデータ通信量の分け合いは予定していないとのこと。
