このページの本文へ

タッチ&トライイベントは14日から! Xperia Z1日本初公開

2013年09月14日 00時00分更新

文● 太田/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ソニーが技術の粋を集めて作られた最新スマートフォン「Xperia Z1」が日本初公開された

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、先日ベルリンで開催された「IFA 2013」で発表された最新スマートフォン「Xperia Z1」を国内で初披露するとともに、商品に関するプレゼンテーションを実施した。

Xperia Z1はソニーが見せる総合力の最初の一歩

ソニーモバイルコミュニケーションズ代表取締役社長兼CEOの鈴木国正氏

 発表会では、ソニーモバイルコミュニケーションズ代表取締役社長兼CEOの鈴木国正氏が登壇。Xperia Z1について、ソニーの総合力が入っていると説明。音楽や動画がローカルだけではなくクラウド上でシームレスで伝わる独自アプリケーション「サービス&アプリケーション」、画質や音質といった基本的な技術である「コアテクノロジー」、ユーザー目線で機器間の連携が簡単にできるワンタッチオペレーションをスマートフォンを軸に強化する「エコシステム」。これらは同社が色々な製品を作ってきたからこそ実現しうるソニーの総合力だと強調した。その最初の一歩がXperia Z1だという。

同社が掲げた3つの軸を合わせた総合力をXperia Z1で見せる

 また、カメラからくるソリューション全体をしっかり作り込んでいるのがXperia Z1とし、「カメラからスマホを再定義する」と解説した。Xperia Z1は、カメラ機能にもっとも力を入れており、有効画素数は約2070万画素、裏面照射型のCMOSセンサー「Exmor RS for mobile」のほか、画像処理エンジンには「BIONZ for mobile」やF値2.0の「Gレンズ」を採用している。イメージセンサーのサイズは1/2.3型と一般的なコンパクトデジカメと比べてもほとんど遜色ない仕上がりなのが最大のウリとなっている。

「カメラからスマホを再定義する」と言うとおり、スマートフォンとしては破格のカメラ性能を誇るXperia Z1

レンズのF値は2.0と非常に明るいレンズを採用しているほか、ISO感度は6400まで対応することで、暗い場所でも撮影できるのがポイントだ

そのほか、ボディーにはアルミ板から削りだしたフレームを採用。アンテナ性能を持たせるとともに、デザイン性や剛性にも優れている

 ディスプレーにはTVで採用している「トリルミナスディスプレイ」をスマートフォンに最適化した「トリルミナスディスプレイ for mobile」を採用。また、画像を分析し、荒くなっている画像を復元することで、精細に映し出すことができる「Reality for mobile」を搭載した。これにより、例えばYouTubeを視聴する際に、解像度が荒い動画でもシャープに視聴できるという。

色調鮮やかな「トリルミナスディスプレイ」を採用しているほか、解像度が荒い動画などをくっきり鮮明に映し出せる「Reality for mobile」を搭載する

2秒間で61枚の高速連写が可能な「タイムシフト連射」やファインダーに写した画面にキャラクターを乗せることができる「ARエフェクト」など独自のアプリを多数搭載

ゲート

Xperia ZとXperia Z1のスペック比較表
Xperia ZXperia Z1
メインチップAPQ8064 1.5GHz クアッドコアMSM8974 2.2GHz クアッドコア
防水、防塵IPX5/7、IP5XIPX5/8、IP5X
電池容量2330mAh3000mAh
ディスプレー5.0型、1080×1920(フルHD)“Reality Display”5.0型、1080×1920(フルHD)、“トリルミナスディスプレイ for mobile”
NFC
カメラ(Main/Sub)約1310万画素/約220万画素約2070万画素/約220万画素
メモリーRAM2GB/ROM16GBRAM2GB/ROM16GB
OSAndroid 4.1Android 4.2.2
映像出力ポートMHLMHL
サイズ/重量139mm×71mm×7.9mm/146g144.4mm×73.9mm×8.5mm/170g

 Xperia Z1は、14日~29日の期間に銀座ソニービルにてタッチ&トライイベント「Xperia Z1 Japan Premiere」が実施される。手に取って体験できるほか、サービスと連携した使い方提案、豊富なアクセサリー製品を展示なども行なわれる。開場時間は11時~19時で入場料は無料。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン