週末ヒロインが週末のサーキットに!
ももクロ、同じZのフェアレディZに乗って大興奮!
富士スピードウェイで開催された、SUPER GT 第6戦。富士はいつも予選日に楽しい企画を盛り込んでいるのだが、今回はなんと、現在破竹の勢いでファンを増やしている「ももいろクローバーZ」がゲストに登場した!
予選日の7日、サーキットにはいつもと違うファン層が多くつめかけていた。レースファンでも、ミクファンでもない、ももクロファン「モノノフ」たちだ。人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が富士スピードウェイに登場するとのことで、予選日からお客さんがグランドスタンドを埋め尽くした。
ももクロはライブこそしなかったものの、練習走行と予選のチェッカーフラッグを担当したほか、ももクロ仕様にラッピングされたレースカー「マジで速いんだZ号」(ベースは2006年のフェアレディ Z33・GT500)に同乗したり、表彰台で往年の名ドライバー(現在は名監督)とのトークショー、そして最後にはホームストレートをオープンカーでパレードして、サーキットを大いに盛り上げた。
ももクロによって命名された「マジで速いんだZ号」。中身は2006年のSUPER GT GT500クラスで戦っていたフェアレディZそのものだ。このイベントのためにももクロ痛車になり、助手席も付けられた。これっきりなのは寂しい!
なお、マジで速いんだZ号のドライバーは星野一義氏、トークショーでは、鈴木亜久里監督、高橋国光監督、そしてミクZ4チームの片山右京SDといった、超豪華メンバーで行なわれた。鈴木亜久里監督は「レースを知らない彼女たちやファンがサーキットに来て、レースって面白いと思ってもらうことが大事」と、この機会に少しでもGTファンが増えることに期待を寄せた。
助手席をつけた数年前のマシンとはいえ、ホンモノのレーシングカーに乗ったももクロメンバーは「ジェットコースターのような加速!」「異次元のスピード!」などとコメント、それぞれが初めてのサーキット&レーシングカーを堪能していたようだ。
なお、予選終了後はももクロのライブDVDを大型スクリーンで再生し、モノノフたちも大盛り上がりでさながらフィルムライブのようだった。
予選日はももいろクローバーZに、フェアレディZ、ポールポジションはCR-Z、決勝日はミクZ4が優勝と、とにかく「Z」に勢いのあった週末になった。
