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照度800ルーメン、最大118インチ、スマホ直結MHL対応

神機の予感!LEDモバイルプロジェクター QUMI Q7降臨

2013年09月13日 11時00分更新

文● 林 佑樹

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アドトロンテクノロジーのLEDモバイルプロジェクターQUMIシリーズに新星登場。プロジェクター性能に特化した新路線「QUMI Q7」だ!

プロジェクターとしての強靭化を選びとった“もう1つのQUMI”

LEDモバイルプロジェクター「QUMI Q7」。9月上旬発売予定、価格はメーカー直販サイトで約11万円

 LEDモバイルプロジェクターQUMIシリーズ。紹介以降、ビジネスマスや半歩先を進むガジェットラバーであるASCII.jp読者から熱い支持を得ている製品だ。

 QUMI Q2、Q2-Lite、Q5とほぼサイズを変えない範囲での性能アップを指向してきたが、今回紹介する「QUMI Q7」は、その進化系統樹から明確に枝分かれした“進化の一形態”とでもいうべき1台だ。

 ポケットサイズから離れて、プロジェクターとしての性能を求めたモデルになっており、Q5より映像美を求める人のためのラインナップとしてQUMI Q7が用意された形だ。さっそくチェックしていこう。

ボディは大きくなったが……それでも小さい!
そして明るい部屋でも使える800ルーメン

 QUMIの名を冠するだけあり、プロジェクター機能を強化したにも関わらずコンパクトな部類に属している。サイズは横238×縦180×高さ40mm、重量約1.4kg。室内での運搬やぶら下げはもちろん、オフィスでは会議室間の可搬性の維持、イベント時の持ち出しにも対応している。

本体正面。投影用レンズと吸気スリットがある。800ルーメンのQ7は、Q5と比べてざっと1.5倍以上の明るさだ

本体天板部には操作パネルと、フォーカスリングとズームリング。このあたりの操作性はQ5から変わりない

 LEDランプは、1.5kg以下のプロジェクターのなかでは最も明るい800ルーメン。Q5と同じく、明るい部屋でも投影可能になっている。またランプの寿命は3万時間になっており、LEDランプの交換を考えなくてもいいレベルである。

本体背面にインターフェイスは集中している。左からUSB、HDMI入力×2(うちひとつはMHL対応)、VGA入力、ビデオ・RCA入力、ステレオミニジャックオーディオ出力。またIRセンサーも本体背面に設置

 投影サイズは30~107インチ。投射距離としてみると、およそ80~300cmになる。コントラスト比は3万:1。最小投影距離が短いだけでなく、垂直台形歪み補正±40°を実現していることもあり、大きな会議室はもちろん、“オフィス内のフリースペースで壁に投影”などの用途にまで対応する。

本体両側面は吸気・排気スリットのみ。ファンノイズは約35dB。会議室程度ならば気にならない騒音だ

 このフレキシブルさはビジネス用途だけでなく、個人ユースでもチェックすべきところだろう。なおQ7はズーム機能も備えており、1.30~1.43:1の比率で投影画像サイズの調整が可能だ。

本体底部には、三脚用のネジ穴と、天井吊り下げ用の穴×3も用意されている。なお、前面側の脚2本は高さ調整が可能

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