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専用カメラ、スタジオ、スーツなど不要

モーションキャプチャーを自宅で!専用スタジオ不要のキットが登場

2013年08月01日 18時37分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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専用カメラやスーツなど不要の「イェイ立体空間モーションキャプチャシステム」。価格は54万8000円だ

 ゲッコー・アンド・カンパニーは8月1日、米YEI Technologyの「イェイ立体空間モーションキャプチャシステム」の予約受付を開始した。

 専用カメラ、スタジオ、スーツなどを使わず、17個の小型センサーでリアルタイムトラッキングを実現するモーションキャプチャーシステム。開発や制作現場での使用だけでなく、ゲームのキャラクターと同期させて楽しむこともできる。また、ヘッドマウントディスプレー「Oculus RIFT」などと組み合わせることにより、キャラクターと同化し、さらなるゲームへの没入感を味わうことが可能だ。

 Oculus RIFTにも使用された技術「アンリアル・デべロップメント・キット」および「アンリアル・エンジン3」を採用する。ジャイロスコープ、コンパス、加速度計を小型センサーに内蔵しており、無線でユーザーの動きを追跡するという仕組みだ。ネットワークは2.4GHz帯(DSSS方式)のワイヤレス通信に対応する。そのほかUSB接続も可能だ。バッテリーはリチウムポリマー充電池を使用し、連続駆動時間は約5時間。

小型無線センサー×17個、センサー充電用USBケーブル、アンテナ基地ドングル×3個、ドングル用USBケーブルを同梱する

 価格は54万8000円(送料を含む)。完全予約制で、出荷開始は8月25日を予定している。

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