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リッチ通知機能も新搭載で生まれ変わったChrome

新レンダリングエンジン「Blink」採用のChrome 28

2013年07月10日 15時37分更新

文● 貝塚怜/ASCII.jp編集部

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「Chrome Blog」では「通知センター」のイメージを掲載している。

 米Googleは現地時間の7月9日、ウェブブラウザー「Chrome」の最新バージョン「Chrome 28(28.0.1500.71)」をWindowsとOS X向けに公開した。

 ChromeはこれまでHTMLレンダリングエンジンに「Webkit」を採用していたが、本バージョンより「Blink」を採用する。

 新機能としては、リッチ通知(richer notifications)を搭載。リッチ通知はGmailやGoogle Drive、RRS、対応するウェブサイトからの通知をデスクトップに表示する機能だ。新着情報があると、システムトレーにアイコンが表示される。

 アイコンをクリックすると通知センター(notification center)が開き、新着情報を一覧表示できる仕組みだ。なお、通知のON/OFFは機能ごとに切り替えられる。

 開発者側は、通知センターのポップアップにテキストや画像のほか、利用可能な操作を組み込める。メールやメッセージの返信は通知センターから実行可能だ。

レンダリングエンジンは、HTMLやJavaScriptを読み込み、テキストや画像として表示するためのプログラム。ウェブブラウザーの中核にあたる部分となる。

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