再生は完璧! 画質も申し分なし
アプリはF-06Eに標準搭載されている「DIXIM Player」を使用。レコーダーにアクセスして録画番組を再生したところ、結果は問題ナシ。1時間番組を録画画質(AVC 6Mbps)できっちり最後まで再生できただけでなく、スキップなどもやや遅め(1分のスキップに6~10秒かかる)だが、一応ちゃんと動作した。
風呂場にF-06Eを持ち込んで再生してみたが、こちらも問題なし。電波強度も最大だった。
ちなみに、ARROWS NXとAterm WG1800HPの通信速度などについてはこちらの記事で詳しく紹介している。
感動したのは画質。やはりF-06EのフルHD液晶は伊達じゃない。(距離の離れた)大画面テレビで見るよりも、手元で見る5型スマホの画面のほうが、解像感が高く、細部まできっちり確認できる。やみつきになりそうだ。
そしてバッテリーの減り具合も気になるところ。F-05Dで1時間番組をストリーム再生したら、バッテリーアイコンが“黄色”、または“赤”になっているはず(実際には1時間再生できた試しがないのでわからないが)。
しかし、F-06Eで1時間番組をストリーミング視聴して、どのくらいバッテリーが減ったかというと……約18%ほど。全然“緑”というかアイコン自体は満充電状態と変わらない。案外減らないのである。
ほしいものが増えていくスパイラル
唯一気になったのは音量。F-05Dもそうなのだが、スピーカーが本体背面にあり、手に持った状態だと画面とは反対の方向で音が鳴っている。壁に立てかけて音を反射させないと、かなり小さく、聞こえにくいが、集合住宅なので壁に音を当てるようなことはしたくない。
こうなると、Bluetooth接続のお風呂スピーカーがほしくなってくる……いや、ARROWSはFMトランスミッター内蔵しているから防水お風呂ラジオでもいいか。1000円以下で買える製品もあるし。
などといろいろ考えながらもこの週末、F-06Eをほぼ常時テレビとして稼働していた。ちなみに、さすがにクレードルに装着したままフルセグを10時間以上受信し続けると、「本体の温度が上昇したため、テレビを中止します」というメッセージが出てアプリが停止した。そこまでテレビを愛する筆者のような人には、不足な部分かもしれない。
もう1つ、我が家のREGZAサーバー(DMR-M180)って今、いくらぐらいで買えるのか調べてみると、約7万5000円程。すでに生産終了で店頭在庫のみの状態となっているようなので、買いたいと思っているならお急ぎを。