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TizenやFirefox OSでの利用にも対応

ブラウザ上での電子書籍の閲覧・決済が可能になる「PUBLUS」提供開始

2013年06月24日 20時37分更新

文● 柴谷理沙/ASCII.jp編集部

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「PUBLUS」の導入により、事業者はiOS、Android対応のアプリケーション版と、ブラウザ版を融合した電子書籍配信サービスの提供が可能になるという(ニュースリリースより)

 ACCESSは6月24日、ブラウザのみで電子書籍コンテンツの閲覧・決済に対応する電子出版プラットフォーム「PUBLUS(パブラス)」の提供を開始した。

 PUBLUSは、EPUB3準拠の電子書籍ビューワー「NetFront BookReader v1.0 EPUB Edition」の技術を基に開発されたプラットフォーム。これまでiOSおよびAndroid OS搭載端末向けのサービスであった同サービスを強化し、ブラウザのみで電子書籍の閲覧を可能とするHTML5ベースのビューワー「PUBLUS Reader for Browser」と、ブラウザ上での決済を可能にする機能を新たに提供する。これにより、OSや端末に依存することなく従来のサービスが利用可能になり、モバイル端末向けOSのTizenや、Firefox OSでの動作も実現するという。

 また、クラウド側でEPUBコンテンツのレンダリング処理を行う仕組みを採用し、ビューワー側の処理の軽減と、異なるデバイスやOS上での表示結果を均一にすることが可能だ。そのほか、Web本棚機能は、iOS、Androidのアプリケーション版で購入した書籍コンテンツと、ブラウザ版との相互共有にも対応するという。

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