電子書籍閲覧の本命か!?
7型以上のタブレットの実力を探る
前回(関連記事)は電子書籍閲覧に関する、電子書籍専用端末とスマホのパフォーマンスをレビューした。電子書籍特集最終回となる今回は、7型以上のタブレットが電子書籍に向いているのかどうかをレビューする。
iPadの発売と同時にシェアも広がったタブレット端末は、現在人気のサイズとして7型がある。ここ2年くらいの間に7型タブレットは各社から続々と登場したが、7.9型の「iPad mini」の発売もあり、いまではタブレットの主力ラインになった。7型は大型のシステム手帳サイズで、女性のカバンにも入る大きさであり、10.1型が大きすぎると感じた人にとってはちょうどいいサイズだ。
一方で、「iPad」の9.8型をはじめとした大型タブレットも根強い人気だ。室内で使うにはちょうどいいサイズで、ゆったりしながらコンテンツを楽しめるという魅力がある。このあたりの大きさごとの使い勝手は、ノートPCの11.6型、13.3型、14型、15.6型に似ており、ノートPCユーザーであれば、少し照らし合わせてみると感覚がわかると思う。
7型以上のタブレットは、基本的にスペックも高く、ディスプレーも見やすいので、より電子書籍を楽しみやすくなっている。5型や6型ではサイズ的に難しい「横にして見開き表示」もやりやすい。デメリットとしては本体がやや重い、パネルが発光しているので目が疲れやすいといった点が挙げられる。ということで、さっそく7型以上のタブレットを用意して電子書籍の見やすさをチェックしていこう。
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