ペンタックスリコーイメージングから、デジタル一眼レフのエントリーモデル「PENTAX K-50」が登場した。7月5日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は7万5000円前後。
エントリーモデルながら、本体は防塵・防滴処理が施され、マイナス10度までの耐寒性能も搭載するのが特徴。さらに後述のキットレンズも簡易防滴処理が施されており、このセットだけで雨天のアウトドア撮影などに活用できる。
撮像素子は約1628万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを採用。これは従来機の「K-30」と同じだが、画像処理エンジンの「PRIME M」のアルゴリズムを見直し、ISO 51200までの感度設定を可能にした。
このほか、バッテリーとして単三電池の使用が可能。もちろん専用リチウムイオンバッテリーも使えるが、充電器も含めて別売になっている(本体には単三電池が付属)。
レンズキットは、「smc-PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6AL WR」が付属する「レンズキット」(予想実売価格は8万円前後)と、上記に加えて「smc PENTAX-DA L 50-200mmF4-F5.6ED WR」が付属する「ダブルズームキット」(同9万円前後)を用意。また、DCモーター内蔵でなめらかなAF動作が可能な「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-F5.6ED AL[IF] DC WR」が付属する「18-135WRキット」(同11万5000円前後)も同時に発売する。
本体カラーはホワイト、ブラック、ピンクの3色だが、受注生産方式の「オーダーカラー受注サービス」も開始する。本体カラー20色とグリップ6色を指定してオーダーできるサービスで、その組み合わせは117種類にもなる。
なお、本体色がホワイト、ピンクのレンズキットを選択した場合は、本体と同色のレンズが同梱されるが、それ以外のキットレンズは、ボディー色に関わらずブラックのみとなる。