記事掲載当初、K-30をエントリー機と表記していましたが、正しくはミドルクラス機です。お詫びして訂正いたします(2012年5月29日)
ペンタックスリコーイメージングから、デジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-30」が発表された。近日発売予定でボディーのみの予想実売価格は8万円前後。
防塵・防滴構造を採用したミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ。81ヵ所にシーリング加工を施し、アウトドア用途での天候を気にすることなく利用できる。加えて、マイナス10度での動作が可能な耐寒性能も備えている。
撮像素子(CMOSセンサー)は1628万画素。画像処理エンジンにはK-01と同じ「PRIME M」を採用。動画撮影は従来の1280×720ドットから1920×1080ドット(ともに30フレーム/秒)となった。
連写速度は最大6コマ/秒で、ISO感度は100~12800(拡張設定でISO 25600)まで設定可能。
新開発のAFモジュール「SAFOX IXi+」の採用により、AFの機能が向上。AF追従性能が向上したほか、選択した測距点から被写体が外れてもAFの追尾を継続する「セレクトエリア拡大」機能が追加されている。
背面液晶モニターは3型(92.1万画素)で、ライブビュー使用時に60コマ/秒での表示が可能になり、よりなめらかな映像になっている。また、光学ファインダーは「ガラスプリズムファインダー」を採用することで、視野率が約100%、像倍率約0.92倍を実現している。
なお、K-rに搭載されていた赤外線ポートは、K-30では非搭載。
K-30はボディー以外に、簡易防滴構造の「smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR」レンズが付属する18-135WRキット(予想実売価格12万円前後)を用意する。
また、「smc PENTAX-DA L 18-55mmF3.5-5.6 AL」レンズが付属する標準ズームレンズキット(予想実売価格9万円前後)、上記18-55mmに加えて「smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8 ED」レンズが付属するダブルズームキット(同11万円前後)も用意する。
